用語解説 

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テレビ会議

概要

 テレビ会議とは、企業において会議を行う際に遠隔地の人とテレビ画面を介して会議する仕組みのことで、お互い専用のテレビ機器・カメラ機器を用いて、専用回線できめ細かな画像と音声で遠隔地にいる人とリアルタイムで会話ができる。  遠隔地の人と会議をする際、従来であれば同じ会議室に集まって会議をするしかなかったが、テレビ会議を利用することでテレビ画面を通じあたかも同じ空間にいるように、会議を行える。  タイムラグがなく、相手の顔を見ながら一斉にコミュニケーションできるので、企業にとって、交通費や大きな会議設営が不要となり経費削減につながっている。  一部のテレビ会議では、発言者に向けてカメラが動く仕組みになっており、相手側のテレビ画面に顔が映ることになる。また、相手側のカメラをリモコンで操作できる機種もあり、見たい場面の操作も可能となる。  従来では、2拠点間に接続した会議でのシステムであったが、複数拠点でのテレビ会議が可能なシステムもある。

場面

 月曜日午前中などは、各拠点の幹部社員が一堂に集まって定例の会議を行うこと企業も多いが、この会議にテレビ会議を利用するケースが増えつつある。  また、一般社員においても国内の遠隔地同士での会議や、日本企業と海外のオフショア企業との会議など、現地に出向かず打ち合わせをすることで、旅費、移動時間削減で利用されるケースがある。

長所

 メリットとしては、企業において、一極集中で会議をする場合と比較して、遠隔地からの移動時間、交通費の削減、大規模会議室の準備が不要なこと、伝達スピードの向上などが挙げられる。専用線の利用のため、インフラ環境構築で費用がかかるが、長期間で見た場合は、経費削減の効果があるので、導入する企業が増えている。

短所

 テレビ会議において、数字的な削減ができて良い面があるが、直接現場で顔を合わせていないため、相手の本心が伝わりにくいことがある。また、テレビ画面を通じての会話となるので、相手の顔や表情から想いを読み取ることが多い場合には、異なった意味合いでとらえてしまうこともある。  さらに、テレビカメラに慣れていない人は、緊張して思いが充分に伝えられないケースもあり、会議の成果が上がらないといったケースもある。

背景

 テレビ会議の技術は、デジタル圧縮技術と高速データ通信の進化により実現された技術である。かつて音声や動画データを転送すると膨大なデータ量となり処理が間に合わなくなりリアルタイム性が大きく損なわれ会議にならなかった。  近年の技術革新で、データを大幅に圧縮して高速回線で相手側に転送し、相手側で元のデータに復元することがリアルタイムで可能になった。遅延のない会話が可能となり、テレビ会議の利用が大きく普及してきている。

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