用語解説 

このエントリーをはてなブックマークに追加
Evernoteに保存
印刷

ソリューション

概要

 ソリューション(Solution)は、解決(策)、解法などを意味する。主に経営と情報の分野で使われ、顧客の抱える経営上の問題を、情報技術(IT)を用いて解決するという意味でよく用いられる。英語の動詞Solve(問題を解決する、解答を出す)の名詞形である。

場面

 専門の業者(ITベンダー)が顧客の要望・要求を満たす為に、製品やハードウェア・ソフトウェア・人員などを組み合わせ、それを提供する行為を指す。

種類

 解決する分野を語頭につけて、「○○ソリューション」という言い方をする場合が多い。システムソリューションとした場合は、「システムを構築することにより、顧客の経営上の問題を解決する」ことを指す。インターネットソリューション、物流ソリューションなど、より具体的な対象を指す場合も多い。

 逆にソリューションが語頭にある場合は、ソリューションを実際に行う企業・企業内の部門を指す場合が多い。ソリューション事業、ソリューションプロバイダー、ソリューション営業等などが挙げられる。

歴史

 IT業界でソリューションという言葉が用いられ始めたのは、1980年代頃に遡る。当時は「トータルソリューションのご提供」といったような、あいまいな使われ方であった。その後メインフレームを中心としたITベンダーの独自規格によって設計される形態から、標準仕様・規格のものを用いたシステムが主流となっていくにつれて、顧客の用件に合わせて、複数の会社の製品等を組み合わせていくソリューションの提供が主流となった。

シーン

 近年経営分野において、高度かつ複雑な経営手法を実現する上で様々なソリューションが用いられている。具体例として、SCM(サプライチェーンマネジメント)やCRM(カスタマーリレーションマネジメント)が挙げられる。

 SCMとはITを活用して、受発注の管理や社内外の物流管理を効率化し、全体としてのコスト削減を図る経営手法のこと。CRMとは、顧客の購入の履歴、苦情に対する対応内容などを統合的に管理し、各顧客に新たな商機を見出す経営手法である。

気を付けるべきポイント

 安易にソリューションという言葉を使う場合が多くなってきている。本来、顧客の問題を解決する手段としてのソリューションであるべきだが、単に自社の製品を指して「弊社のソリューションは○○です。」と単に製品紹介に使う場合がある。顧客の課題と離れたところで、ソリューションという言葉を使ってもそれは単に自社製品の押し売りにすぎない。

一覧に戻る

メルマガ登録


「人材不足」を働き方改革で乗り越える


教育機関向け特集


自治体向け特集

ページトップへ

この用語に関連した記事を読む

close