用語解説 

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プロセス

概要

 プロセスとは物事を行う際の過程、工程や方法を表す。 ビジネスではプロセス単体でも使用されるが、立場や職種によって意味する範囲が異なるため「生産プロセス」などのように他ほかの単語と合わせて用いられることが多い。

プロセスの種類

 ビジネスでよく使用されるプロセスとしては「戦略策定プロセス」「経営管理プロセス」「ビジネスプロセス」「生産プロセス」などがある。また近年は人事評価でも「プロセス評価」という用語が使用されるようになった。 「戦略策定プロセス」とは経営理念やビジョンを実行可能なアクションやプランに落とし込む際の流れを指す。このプロセスは、「環境分析」「成功要因の抽出」「戦略の策定」「戦略の実行」「レビュー」に分けられる。 「経営管理プロセス」とは企業における不可欠な活動を、開発・生産、販売、財務など6要素にわけた考え方を指す。 「ビジネスプロセス」とは顧客のためにサービスや製品を作り出すための行動とタスクの集合であると定義される。事業プロセスとも呼ばれる。具体的には戦略策定などの管理プロセス、生産や販売を行う運用プロセス、財務など支援プロセスに分類される。 「生産プロセス」とは製品の製造過程で必要となる製造工程を指す。 「プロセス評価」とは成果に至るまでの過程にどのような価値が存在したかという視点から判断する、人事考課の手法の一つひとつ。成果のみを評価する業績評価とは対照的である。

シーン

 プロセスの軽視は組織に悪影響をおよぼす可能性がある。日本企業は業績の向上を目的として1990年代後半から評価基準に成果主義を導入し始めた。しかし業績自体はあまり変化せず、社員の体調不良が増加したり、各々の社員が結果のみを重視して後輩の育成や情報の社内共有がされないことが多くなった。したがって再度、プロセスを重視する企業が増えてきている。

プロセスを明確にするメリットとデメリット

 メリットは業務の内容が可視化され、共有がされやすい点である。急な人事異動や引き継ぎが発生した場合も対応しやすい。業務内容ごとの結果を設定しやすくなるため、業務内容改善にもつながりやすい。 デメリットは現場の負担が増える点である。従来まで結果のみが重視されていた職場にて、各業務のプロセスを明確にして行動量や結果を管理するようになると、日報などプロセスごとの報告書が増えて、メンバーおよび管理者双方の負担が増える。特に業務の進め方が属人的であったり、暗黙知が多い職場では、プロセスの可視化は逆にメンバーに窮屈さを強いる可能性がある。

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