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ポテンシャル

概要

 ポテンシャルとは、潜在的な能力のことである。ポテンシャルが高い、ポテンシャルを秘めている、という使い方をする。

 企業がポテンシャルを評価して人材を採用することをポテンシャル採用と呼ぶ。ポテンシャルがあるということは最終的には活躍ができる人材であるため、長期的な視点では良いが、短期的には技術研修や実務研修(OJT)などで費用がかかるため、企業にとっては一時的な負担となる。早期に結果が求められるスタートアップなどベンチャー企業においては、ポテンシャルがあるだけでは厳しい場合がある。

 ポテンシャルは人材だけではなく、市場のポテンシャルといった使われ方もする。その市場はあとどれくらいの規模になる可能性があり、ビジネスチャンスがあるのかどうか、チャンスがまだある場合をポテンシャルがあるという表現をする。

種類

 企業の採用基準としては、「ポテンシャル採用」と「即戦力採用」の2種類に分けられる。

 即戦力採用とは、会社に入ってすぐ活躍できる人材を求める採用であり、中途採用に多いが一部のベンチャー企業などでは、新卒採用で即戦力を求めている例もある。

 ポテンシャル採用とは、その人の潜在的能力を採用する側が見極め、最初は企業に貢献する度合いは低いが、長い目で見て企業に大きな利益をもたらす人材を採用する。そのため実務経験は問われることは少なく、新卒採用などに多い採用方法である。

シーン

 ポテンシャルは潜在能力のことであるが、生まれや育ちでポテンシャルの有無が決まるわけではない。たとえば自らの得意ジャンルのことだけではなく、ほかのジャンルにも興味を持ち視野を広めたり、仕事以外のプライベートを充実させさまざまな経験をすることで知識や人脈を広げたりすることで、自らのポテンシャルが高まる。仕事が年中、繁忙で精神的にも余裕がない状態が続き、会社と家とを往復するだけの生活が続くと、ポテンシャルが高くなりづらく、他者からの評価もポテンシャルが低い人間と感じられてしまう。仕事にはメリハリが必要であり、仕事以外も充実させることが将来的には意味のあるものとなる。

歴史

 ポテンシャルは、もともとラテン語で強力であることを意味する(potens)からきており、転じて秘めた力を持つことを意味するようになった。また物理学におけるポテンシャルは、物体がある高さに依存する位置エネルギーを表す。位置エネルギーも目に見えない潜在的なエネルギーである。

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