用語解説 

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ペルソナ

概要

 ペルソナとは、自社のサービスや製品を販売するターゲットを明確にするために設定される仮想の顧客像を使ったマーケティングや商品開発の手法を指す。ペルソナは販売したいターゲットについて年齢や性別だけでなく、趣味や家族構成、年収や休日の過ごし方、思想や思考まで幅広く、その人物設定に細部まで具体性を持たせることで、良質な顧客の獲得や良質な商品、サービスの提供に追求できる。
さらにターゲットの明確化により製造部や販売部など全く違う部署とも顧客像を共有できるため、売りたいものと作ったものに差分が発生しにくいメリットがある。逆にペルソナを作成するデメリットとしては、具体的にターゲットを絞りすぎてしまうため、最初に間違った設定をしてしまうと、最後まで成功しないという点がある。ペルソナとは、ラテン語で仮面を意味する言葉であり、演劇や小説などでは登場人物という意味で用いられている。

種類

 ペルソナで決めるべき要素は、デモグラフィックとサイコグラフィックの2種類がある。デモグラフィックとは性別、年齢、住所、年収などの、統計が取れるような要素のことである。サイコグラフィックとは、思考、ライフスタイル、性格、将来の夢など、心理的な要素のことである。これらを使ってペルソナを作成するが、より重要なのはサイコグラフィックである。サイコグラフィックをより深掘りして設定することがペルソナ作成の上で重要な作業となる。

シーン

 ペルソナの作成方法としては、ターゲットをデモグラフィックによりある程度絞った上で、そこに当てはまる人に対して、アンケートやインタビューを実施することで、ライフスタイルや考えなどのサイコグラフィックを深くまで作り込んでいく。重要なことは、ターゲットが何らかの行動をする際に、何故その行動を行ったか、といったところまでを作り込むことで、何故商品を購入しようと思ったか、何故サービスを利用しようと思ったか、などの動機が分析できるようになる。最終的にはそれらの情報をまとめた細密なプロフィール設定のペルソナ(ユーザー像)からマーケティング戦略を組み立てていく。

歴史

 マーケティングにおいては、以前は年齢や性別によりターゲットを分類し、そこに向けて製品やサービスを提供してきた。しかし近年においては趣味やライフスタイルの多様化によりターゲットが絞りづらくなってきたため、ペルソナを作成しターゲットの行動理由まで踏み込んで分析をする傾向がある。日本企業においてもペルソナ作成で成功を収めた企業も多い。

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