用語解説 

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PBX

概要

 PBX(Private Branch eXchange)とは、複数の電話機を設置する時に、企業や公共機関の施設内部に設置され、運用・保守される構内電話交換機のこと。ここでいう電話交換機の「交換」とは、電話を接続する機能である。

 こうした電話交換機を中心に電話回線を施設内部に集約させることで、内線番号を使用した施設内部での電話や外線への発信が可能となる。また、PBXを設置することで、本社・子会社間や複数にまたがる地域間における電話料金を無料にしてくれるサービスを提供する企業も存在している。いわば、電話会社が保有している電話交換機能を民間で行えるようにしている。

長所

 長所として、大きく2つあげられる。1つ目が、支出の削減である。通信会社を介し通信を行うと、少なくない通話料金がかかるが、PBX設置した場合で、自社内部に構内電話交換機があるためこうした支出を抑えることが可能となる。

 2つ目が、業務効率化である。一企業において複数の電話回線を設置することは大きな支出となるが、PBXではこうした電話回線を共有し、集約できるので、回線の効率化や、電話を介した良質なコミュニケーションを通じ業務効率化を期待できる。

短所

 短所は導入コスト、ランニングコストなどがかかることである。PBXを導入する場合、以前から使用していた電話回線からの切り替えや、電話回線切り替えの工事期間が必要となるため、初期コストが多くかかる恐れがある。また、電話機自体を新たに交換する必要性もある。導入時のコスト以上に、ランニングコストや新機能導入に際しての教育費など導入した後に継続的に支払わなければならないコストもある。

歴史

 PBXの始まりは1900年代の手動交換機である。手動交換機は企業内の電話を手動で交換するアナログな機器であり、1970年代までは単純な内線機能を持つ電話交換機として使用されていた。その後、1980年代後半における電気通信の自由化とともに、高速のデジタル専用線が使用できるようになり、一般に多く普及していく。そして、1990年代前半には多くの企業が内線電話用の構内電話交換機として新規に導入し始めたのである。

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