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パートタイマー

概要

 パートタイマーとは所定労働時間が、職場の同じ業務に従事する通常の従業員(正社員)の所定労働時間より短い従業員のことである。所定労働時間の明確な定義はなく1日だったり、1週間だったり、1ヶ月だったりと違う場合が多い。

長所・短所

 長所としては、雇用主は単純業務の部門に必要な時間だけ、安い労働力を得るということがあげられる。労働者は比較的短く、自由な環境で働けるため、家事や学校、メイン事業などと並行して労働できることが挙げられる。短所としては契約期間が決まっているなど、単純作業の業務が多いので、昇進や昇給が難しい点があげられる。労働時間によっては会社の健康保険が適用されない場合も短所といえる。

種類

 パートタイム労働法によると、パートタイマーは大きく3種類に分類される。ひとつ目は、通常の労働者と同じ業務や残業、休日出勤までもこなす従業員である。この種類の従業員は昇進昇級制度も通常の従業員と同じ扱いを受ける。ふたつ目は、通常の従業員と同じ業務や残業、休日出勤もこなすが、昇進昇級制度は通常とは異なる場合である。3つ目は、業務内容は通常と異なり、残業、休日出勤はなく、昇進昇級制度も通常と異なる場合である。

シーン

 パートタイマーは、一般的には通常の業務よりも短く、簡単でシンプルな業務を担当することが多い。そのため、専業主婦や学生など、ほかにメインの業務を抱えている人が、空いた時間で仕事をするために雇用されるシーンが多くの企業で見られる。

気を付けるべきポイント

 雇用主がパートタイマーを雇う際に気をつけなければいけないのが、仕事内容が通常の従業員と同じで、人事異動の範囲と有無も、通常の従業員と同じ場合、通常の従業員と同じ待遇をしなければならないことである。待遇とは賞与や昇進制度を始めとした一般的なパートタイマーにはないもので、これは契約期間が決まっていても労働時間が通常より短くても関係ない。

背景

 1993年に、企業側のパートタイマーに対する待遇やルールなどを詳しく定めた「パートタイム労働法」が初めて制定される。その後、パートタイマーに対する処遇の低さが問題となり、2007年には、よりパートタイマーに優しい法律に改正される。それでも一部の職場ではパートタイマーへの扱いが問題視されたため、より公正な待遇が確保されるよう、2015年にさらなる改正が加えられた。

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