用語解説 

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オンプレミス

概要

 オンプレミスとは、自社で利用、提供するシステムやサービスについて自社設備を使って構築し、運用することである。

長所

 自社設備で全てをまかなうため、初期費用は高額になるが、一度構築してしまえば、月額にかかる費用は回線費用程度の負担で済む。また設定や構成の変更といったカスタマイズが自由にできるメリットがある。

短所

 装置故障等トラブルが発生した際は自社にて対応する必要がある。装置メーカーや装置の販売元に依頼することも可能であるが、その分費用はかかる。

シーン

 会社で利用する必要のあるサーバーとしては、社員同士でファイルが共有できるファイルサーバー、ウェブサイトを公開するウェブサーバー、メールを送受信するためのメールサーバーなどがあるが、これらについてそれぞれオンプレミスで運用すべきか、クラウドサービスを利用するかを検討する必要がある。

 ファイルサーバーの場合、特に社員人数が多い場合大容量が求められるため、クラウドサービスを利用すると費用が大きくかかる可能性がある。自社運用でハードディスクを増設する方がコスト的にはかからないため、オンプレミスでの運用する方が節約できる。

 メールサーバーやウェブサーバーの場合、オンプレミスで運用しても良いが、サービスの信頼性が必要となるため、装置が故障してもすぐ取り替えられる仕組みが必要である。さらに、自動で正常な装置に切り替わるような設定をする必要があるため、コストもかかり、そのための人件費もかかってくる。このような場合はクラウドサービスを利用する方が全体的なコストとしては安価になると考えられる。

 また、既に社内設備で運用し続けている各種システムをクラウド化をする場合、移行による費用の負担が大きくなる場合もある。現在利用している装置の保守がいつまで可能か、システムをいつまで使い続けるのか、システムの要件を追加することがあるか、初期コストとランニングコストを比較したうえで、オンプレミスが良いかクラウドが良いかを決定する必要がある。

歴史

 以前は自社にてシステムを導入し運用するスタイルが一般的であったが、2000年以降クラウドサービスが流行し、次第にクラウドサービスが一般用語として浸透してくると、オンプレミスという用語が使われ始めた。

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