用語解説 

このエントリーをはてなブックマークに追加
Evernoteに保存
印刷

ニーズ

概要

 ニーズとは、要求、需要のことであり、消費者が必要としているものである。ニーズを把握することは、ビジネスでは非常に重要なことである。ニーズは消費者によってさまざまであり、その消費者がどのような環境下で生活しているかによって変わってくる。たとえば、年中寒い地域で生活している人のニーズは暖房器具が必要で、逆に年中暑い地域で生活している人のニーズは冷房器具といった、人や環境によって全く逆のものを必要とする場合があるため、ターゲットを設定した上で、その人が持つニーズを引き出す必要がある。

種類

 ニーズには、顕在ニーズと潜在ニーズの2種類がある。両社の違いは、消費者が自らの必要性を認識しているか否かにある。顕在ニーズに対しては、消費者自らが欲しいものを伝えることができるため、該当の商品やサービスが存在する場合は購入することができる。潜在ニーズに対しては、自分でその商品の必要性を認識していないため、購入に至らず、販売数が伸びにくい。そのため営業などによる対話から潜在ニーズの掘り起こしを行ったり、サービスを利用した人の口コミを活用したり、全く新しいサービスを作ったりといった働きかけが必要となる。

シーン

 ニーズと並べられる言葉として、シーズ、ウォンツという言葉がある。シーズは、企業が新規サービスを提供するための新たな技術や資源などを表す。ウォンツは、潜在ニーズのことを表す場合や、ニーズと比較してより充実感を求めた欲求のことを表す場合もある。ビジネスにおいては顕在ニーズに応えることで収益をあげることも重要だが、長く企業活動を続けていくためには、シーズを利用して新規ビジネスの開拓を行うことで、人々の潜在ニーズを喚起し、時代の流れを作っていくことも必要となる。

歴史

 ニーズは時代の流れや技術の進歩を象徴するもので、その時代のトレンドとなった商品が、その時代のニーズであることが多い。日本においては、戦前から戦後にかけてものが少ない時代が続いたため、生活に最低限必要なものがあれば良いというニーズが多く、生活必需品が売れる時代であった。しかし近年ではさまざまな製品やサービスが登場し、人々の趣向も多様化してきたため、ニーズも多様化してきているのが現状である。そのため、シーズの活用や潜在ニーズの掘り起こしなどによる新規サービスなどが必要となってきている。

一覧に戻る

メルマガ登録


「人材不足」を働き方改革で乗り越える


教育機関向け特集


自治体向け特集

ページトップへ

この用語に関連した記事を読む

close