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MBA

概要

 MBAとは、経営学修士のことである。主にビジネススクールにおいて履修する学位であり、会計学や税法学、ファイナンス、マーケティングなどの特定領域のスペシャリストを養成するプログラムである。日本では文部科学省が定める120時間以上の学修によって学位が得られる。

 アメリカでは19世紀末に登場し、現在は上場企業の部長職の6割以上が保有している学位だが、日本で認められたのは2003年であり、歴史として浅く、広く知られていなかったが、近年の海外拠点の多極化や外資系企業との再編に伴う人材のグローバル化の流れを受け、国内でもこの学位の価値が認識されてきている。MBAの命名由来は、「Master of Business Administration」の頭文字である。

種類

 日本においては、文部科学省が定める専門職大学院制度によるものと、従来の大学院が定める修士課程によるものの、2通りが存在する。両者とも日本版MBAといわれることが多い。表記は分かれており、前者は経営管理修士(専門職)、後者は修士(経営学)と記される。また、1991年以前に取得した大学院修士では、単純に経営学修士という表記になる。

気をつけるべきポイント

 MBA自体は学位であり、管理職を担うべきスペシャリストを育成するカリキュラムを履修したという証だが、その本質は、組織内での対立意見と向き合いながらいかに組織を有効的に導くか、と言う点にある。

歴史

 企業経営を科学的アプローチによって捉えることを目的として、1881年世界で初めてアメリカのウォートン・スクールで採用された。1920年代にハーバード・ビジネス・スクールが、状況の分析と、経営の判断を訓練するケースメソッドという教育アプローチを開発。それ以降、多くのビジネススクールにおいて採用されることとなった。1940年には、シカゴ・ビジネス・スクールにおいて、現役企業幹部向けのMBA(エグゼクティブMBA)プログラムが登場し、多くのMBAスクールで採用されることになった。日本では、2003年に文部科学省が専門職大学院の制度を設置し、欧米のMBAに倣った専門職学位を認めるようになった。

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