用語解説 

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MACアドレス

概要

 MACアドレス(マックアドレス、Media Access Control Address)とは、ネットワークに接続される製品に対して、原則重複なく割り当てられている物理的なアドレスの事である。MACアドレスは「1A:2B:34:C5:E6:FF」のように16進数が2つで1区切りされており、それらが6つでワンセットとなる。この例であれば、最初の「1A:2B:34」でメーカー固有のIDを表しており、その次の「C5」が機種ID、最後の「E6:FF」がシリアルIDとなる。

 表記の方法としては先ほどの例のように「:」で区切られるものや、「-」で区切られるもの、また区切り記号がない場合もある。メーカー固有のIDは、IEEE(電気工学・電子工学技術の学会)に費用を払い申請することで取得可能である。

種類

 MACアドレスには「ユニキャストアドレス」と、「マルチキャストアドレス」の2種類がある。ユニキャストアドレスとは1つの装置の宛先を表し、マルチキャストアドレスは複数の装置の宛先を表している。またユニキャストアドレスはさらに「グローバルアドレス」と「ローカルアドレス」の2種類がある。グローバルアドレスはMACアドレスが全世界で重複なく割り振られているものであり、通常販売されている製品はこのタイプのものである。一方のローカルアドレスは、MACアドレスをユーザ0が設定して利用するものである。あまり使用されない。

シーン

 MACアドレスは、データの送受信時に宛先として用いられる。IPアドレスを用いて通信した場合も、最終的にはMACアドレスに変換されて該当のネットワーク装置にデータが届けられる。

 装置のMACアドレスを知る方法としては、まずはWindowsの場合はコマンドプロンプトを開き、「ipconfig/all」と入力してエンターキーを押す。すると画面上には様々な情報が表示されるが、このうち「物理アドレス」に該当するのがMACアドレスになる。ただし、ネットワークのインタフェースが2つ以上あるようなパソコンは、2つ以上のMACアドレスが表示される場合がある。

 MACアドレスを調べる事は、ネットワークに障害が発生した時の切り分けにも役立つ。挙動のおかしな装置のMACアドレスがわかれば、どの装置が悪いかがすぐ判別できるため、ネットワークに繋がる端末のMACアドレスは普段から管理しておくことが望ましい。

歴史

 MACアドレスは1973年イーサネットというネットワーク規格が誕生して以来、同規格で用いられているアドレスである。

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