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不正アクセス

概要

 不正アクセスとは、コンピューター・システム(コンピューターや、コンピューターが接続されたネットワーク、コンピューター内のソフトウェアなどの総称)への正当なアクセス権を持たない人間が、システム内に侵入したり、コンピューター内のプログラムやファイルを改ざん、破壊したりする行為を指す。

シーン

 不正アクセスの手段はアクセス権を持たない人間が、他人のIDやパスワードを盗み、無断でアクセス権の保持者になりすます方法と、ソフトウェアなどの不具合や欠陥が原因で生じた脆弱性を狙いアクセスする方法の2種類がある。システム内に侵入されることで被る被害としては、ウェブサイトの改ざんや第三者によるデータの閲覧、個人情報や機密情報の漏えいなどが挙げられる。最悪の場合、システム内の管理者権限を奪われてしまう可能性がある。さらには、コンピューター内に、別のコンピューターを攻撃するための不正なプログラムを仕込まれることがある。不正なプログラムが仕込まれると利用者が気付かない間に別のパソコンを攻撃する「踏み台」にされてしまう場合があり、不正アクセスの被害者になると同時に、知らない間に加害者にもなる危険性もある。放置した状態では、最悪の場合、損害賠償を請求される可能性がある。

気を付けるべき点

 不正アクセスの対策としては、基本的にコンピューターのソフトウェアは頻繁にアップデートを行い、最新の状態にすることが重要である。加えて、パスワードは、単純なものほど、短期間で特定されるため、数字や英文字などを組み合わせた複雑なものにする。ただし、複雑にすることで利用者自身が覚えられず、コンピューターの周りに付箋などでパスワードを貼りつける行為は、決して行わないよう、あらかじめパスワードを構成する組み合わせを考慮し、利用者自身がすぐ思い出せるようなものにすることが重要である。  不正アクセスを発見した場合には、被害を拡大させないために、不正アクセスされているコンピューターを速やかにネットワークから切り離すことが重要である。加えて不正アクセスは「不正アクセス禁止法」により、処罰の対象となる。各都道府県の警察本部には「サイバー犯罪相談窓口」が設置されているため、被害にあった場合は、相談を検討することが肝要である。

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