用語解説 

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デフォルト

概要

 デフォルト(Default)は、欠席、不履行、初期値、規定値などの意味を持つ英語である。ITの分野では「初期設定」の意味で使われる。本稿ではこの意味で解説する。 なお金融分野においては「債務不履行」を意味する。

種類

 通常ハードウェアやソフトウェアは、稼動する前にユーザー(利用者)が利用方法などに合わせて各種の設定を行う必要がある。この場合に、非常に細かな設定値や通常使わない設定値まで、すべて利用者が行うと非常に時間・工数がかかる。これを防ぐために、汎用な環境を想定した上で、出荷時にあらかじめ適切な値を初期設定しておく場合が多い。

歴史

 デフォルトには本来「欠席」「不履行」などの意味があり、そこからは経済分野における「債務不履行」という意味が発生した。 しかしIT分野の「初期設定」という意味で「デフォルト」が用いられた由来とされている明確なものはない。初期設定とは“ユーザが何もせずに”あらかじめ設定されている状態のことであり、それは「ユーザが何もしない」 = 「義務の不履行」ととらえてデフォルトと命名されたという説が有力とされている。

シーン

 たとえば新品のパソコンの場合、すでにメーカー側で汎用的な使用方法を想定したデフォルト設定がなされている。マウスのクリックを行う際に、当然のように左側のボタンを押すが、これもデフォルト設定である。左利きの人はデフォルトを変更して右ボタンに変更することも可能である。 あらかじめワープロソフトがインストールされているケースも多いが、フォントの種類、文字のサイズなど一般的に良く使われるものがデフォルト設定されている。

気をつけるべきポイント

 特にIT分野から派生してきた用法として、IT分野以外の一般的な事象についてもデフォルトを使うケースが増えてきており、若い世代では、「当たり前」、「普通」、「いつも」といったIT分野とは関係のない意味合いで使われている。  たとえば、A店では定食に必ずセットで味噌汁がつくが、B店では別売りになっている場合は「A店の定食にはデフォルトで味噌汁がついてくる」のような使い方があげられる。

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