用語解説 

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コアバリュー

概要

 コアバリューとは、重要とする価値観のことである。コアバリューは企業が方針を決めて定義するものもあれば、個人が重要であると考えている価値観を意味する場合もある。

 企業のウェブサイトなどに行動規範や企業理念として記載されている内容が、コアバリューにあたる場合もある。コアバリューはひとつでも良いが、主に複数持たれる場合が多い。

 コアバリューを持つことのメリットは、企業が重要であると位置づける価値観を、社員の間で共有することで、企業として一貫性を持った対応を取る時の指針にもなる。また一貫性を持った会社であると社外に認識され、信頼性の向上が見込める点もある。逆にコアバリューを明確化しないままに企業経営を行い、会社が成長し社員が増えたあとで、コアバリューを明確化させたとしても、会社の方向性との違いに社員が違和感を覚える可能性がある。その際は、社員がコアバリューを認識せず、別々の方向へと進みだしてしまう可能性がある。

種類

 コアバリューは、主に企業理念や企業が持つ精神を表すことが多いが、個人が持つコアバリューもある。個人のコアバリューは、人それぞれ異なるものであるが、自分が大事にするもの、心がけていることを短い言葉で表し、複数挙げることで、個人としてのコアバリューを形成することができる。形成したコアバリューをもとに、自らが選択の岐路に立った際に、より自分に適した仕事の選択や、プライベートの優先といった指針となる。

シーン

 会社のコアバリューを作成する際には、社外へ向けた企業の方向性を表すことも重要であるが、社内、社員の行動や考え方にも影響を与えるという点でも重要となる。

 そのために社員が共感できる用語を使い、漠然とせず具体的に、どのような行動を取るべきかといったところまで踏み込んで作成すると、社員もイメージをつかみやすく、部署内においてもその文化を共有しやすくなる。コアバリューを作成すると、多くの用語が出てくる可能性があるが、あまり多すぎると会社として一貫性がないように感じられるため、多くても10個程度に抑えることで、その理念を社内外に伝えやすくなる。

歴史

コアバリューは、日本企業では企業理念、行動規範の中で定義されることが多かった。しかし近年の各企業の海外進出によるグローバル化に伴い、外資系企業に導入されていたコアバリューを、日本企業にも導入することで、会社が持つ価値観を前面に押し出し、会社の文化を社内外に示すようになっていった。

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