用語解説 

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コアユーザー

概要

コアユーザーとは、サービスを継続的に利用するため、長期的に見て収益への貢献率が高い重要なユーザーのことである。固定客というイメージに近い。ここでのコアの意味は、英単語のcoreから派生した、中心となる、妥協しない、徹底した、筋金入りの、といった意味であり、固定された、大切な、といった意味の修飾語である。ユーザーとは、英単語のuserが示すとおり、そのサービスを利用する人のことを指す。これがIT用語に転じると、サービスを利用する人の中でも、特にメイン(固定)で利用するユーザーのことを示している。

場面

システムを提供する側として、いかに顧客から継続的に使用料を徴収できるかが、マーケティングとして重要である。そこで、顧客(ユーザー)をライトユーザー、ヘビーユーザー、コアユーザーなどに分類して、別個のマーケティング手法をとることが多い。コアユーザーは、必ずしもシステムに過度の負担(利用時間など)をかけないため、システムの耐久度よりは、利用方法の簡便さや使い勝手を追求する場面が多く見受けられる。

シーン

マーケティングでは、提供するシステムをメインでよく利用する固定客のことを、コアユーザーと呼ぶ場合がある。ただしゲームユーザーで、コアゲーマーと呼ばれる場合は若干意味合いが変わる。そのゲームを熱心に支持して売上げに貢献してくれるが、ヘビーゲーマーのように長時間プレイするだけでなく、メーカーに意見を述べ、ゲームに関する情報発信と収集を行うユーザーである。オタクやマニアといった呼び方をされることもある。

ケーススタディ

あまりシステムの利用頻度が高くないユーザーのことをライトユーザー、著しく利用頻度が高く、長時間利用するユーザーのことをヘビーユーザーと呼称する。それに対し、そのシステムの利用頻度は高いが利用時間が短いような、システム利用料収入の根幹となるお得意先をコアユーザーと呼称して、別個のマーケティング手法をとる、といったことが企業の戦略として多く行われている。

気を付けるべきポイント

マーケティング用語として用いる場合、提供するシステムの使用時間が高いユーザーを示す言葉であるヘビーユーザーではなく、そのシステムやサービスの利益に貢献するユーザーのことを、コアユーザーと示す。そのため、必ずしも、コアユーザーはシステムの利用時間が著しく高いというわけではない。

背景

かつてのマーケティングにおいて、商社などのサービスを利用するユーザーを分類する際、あまり利用しないライトユーザーと、頻繁に利用するヘビーユーザーとに分類する手法がとられていた。
しかし、近年になってインターネットを用いた持続的なサービスを提供するシステムが開発されると、利用はするが過度の負荷をかけないユーザー層が多く見受けられるようになる。そのユーザー層は、ライトユーザーよりは利益に貢献するユーザー層であるが、ヘビーユーザーのような利用法でないことから、新しいユーザー層として定義された。マーケティングを行う際にも、固定客のように継続的な収益の見込めるユーザー層として認識され、他のユーザー層とは違ったアプローチや戦略が取られるようになった。

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