用語解説 

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契約社員

概要

 契約社員とは、雇用形態のひとつで、主に会社と事前に働く期間を定めた「有期契約」を結んでいる社員である。一般的な契約社員は、最長で3年契約を結ぶことが可能であるが、特殊なスキルを持つ一部の職種などは5年まで可能となる。契約期間に達した場合は、会社と契約更新をするかどうかを話し合った上で決める。一般的に給与は正社員と比較すると低い場合が多く、勤務時間も少ない場合が多い。

長所・短所

 企業側の長所としては、会社の必要な部門に即戦力となりうる人材を必要な期間だけ低賃金で入れることが可能であることがあげられる。さらに、解雇が難しい現代の日本では正社員の解雇は簡単ではないが、契約社員は契約期間に達したら更新をしないという選択肢を選択できるという長所がある。

 契約社員側の長所としては、自分のライフスタイルに合わせて勤務時間や期間を選択可能で、転勤がほぼないことがあげられる。さらに、契約内容によっては複数企業で同時に働くことも可能である。

場面

 企業は、さらなる不景気などになった場合のリスクを減らすためや、単純に人は欲しいが、人件費にそこまでお金をかけられない場合などに、正社員ではなく契約社員を採用する傾向がある。さらに、即戦力がすぐに必要な場合や、一定期間だけ特定の分野で人手が必要な場合などにも、契約社員を採用する企業は多い。

種類

 契約社員に明確に決められた種類の定義はないが、大きく分けると、主にフルタイムとパートタイムに分かれる。 フルタイムの契約社員は正社員と同じくらいの勤務時間で業務をする。 パートタイムの契約社員は1日や週の勤務時間が正社員よりも少ない。そのため、フルタイムの契約社員は、昇給の可能性が高い。

気を付けるべきポイント

 2013年の法改正により、契約社員は同じ会社での勤務数が5年を超えた場合は有期契約を無期契約に変更できるようになった。企業側からすると、5年以上経つと契約更新がなくなるので、安易に解雇ができなくなる。社員側からすると、企業が5年雇ってくれたら相当評価されているということなので、その会社での昇給、昇格が期待できると言える。

背景

 近年の簡単に解雇ができない日本社会と、不況の中を進む日本経済の影響で、企業は長く雇わなければいけない正社員よりも、一定期間だけ雇える契約社員の採用を増加させる傾向にある。

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