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キャリアパス

概要

 キャリアパスとは、自らが今後に就く予定、もしくは就きたいと思っている職種や立場へ辿りつくための道筋のことである。

 自分が仕事において、最終的にどのような人材でありたいかという理想像を立て、それに向かうためには、どのような職場で、どのように働く必要があり、そのために必要な経験やスキルは、どのようなものであるかを把握すると道筋がはっきりしてくる。

 自らのキャリアパスを考えるメリットとしては、目標がはっきりしている場合は、今就いている仕事においても、何が自らのためになるかを、考えながら業務に従事することになるため、効率良く成長することができる。しかし自分が描いたキャリアパス通りに、会社が異動させてくれるとは限らず、また昇進できるとは限らないため、キャリアパスどおりに進まないこともある。

種類

 キャリアパスとして目指す方向性には、大きく分けてジェネラリストと、スペシャリストがある。

 ジェネラリストは分野を特定せず、広い範囲の知識や技術を持つ人のことである。会社の業務が幅広く、かつ短期的にさまざまな部署間を異動する会社においては、ジェネラリストを育成することが多い。ジェネラリストは、複数の部署での知識を活かした調整業務など卓越したコミュニケーション能力やマネジメント能力が必要になるため、管理職においては比較的ジェネラリスト希望者が就くことが多い傾向にある。

 スペシャリストは専門家のように特定の分野に深い造詣を持った人のことであり、会社がある特定の職種だけに特化した場合は、スペシャリストを育成することが多い。スペシャリストだからといい管理職にならないわけではなく、スペシャリストの業務を実施しながらも管理職が行うマネジメント業務を実施する場合もある。

シーン

 キャリアパスは本来自分で作成するものであるが、その希望を上司に伝えるか、それに沿った転職活動を行わなければ、希望通りのキャリアパスを歩むことはできない。会社側も本人に明確なキャリアパスがあれば、それに応じた異動をさせることで、本人が転職してしまうリスクを軽減することが可能となる。仮に異動の際に行きたい部署ではなかったとしても、会社側がキャリアパスを判断し、その人に必要なスキルを身につけるために異動させる場合もあるため、気軽に転職を選ぶのではなく、業務に従事してから慎重に進路を決定すると良い。

歴史

 キャリアパスは英語でcareer pathと記載し、直訳すると職業の道筋となる。さらにキャリアの語源は馬車の轍であり、轍が作る道筋がキャリアパスとなる。

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