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Bluetooth

概要

 Bluetoothとは、無線の規格のひとつであり、主に数メートル程度の近距離での通信を行うための技術を指す。ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末などの情報通信端末や、マウスやキーボードなどの周辺機器、さらにはヘッドフォンやイヤホンなどのオーディオ機器や、さまざまな機器に搭載されている。Bluetoothの名称は、スウェーデンのエリクソン社の技術者によって付けられたものであり、10世紀にノルウェーとデンマークを無血統合したデンマーク王の名前に由来している。おり、乱立する無線通信規格をデンマーク王のように統合したい、という思いが込められている

種類

 Bluetoothは、バージョンと通信距離によって種類が分けられる。バージョンが上がることで、通信速度の向上や、接続方法の簡易化、省電力化が図られてきた。新しいバージョンと古いバージョンの機器同士の接続は基本的に可能であるが、規格は古いバージョンに合わせることになる。通信距離は「Class」と呼ばれる規格値で分けられており、Class1、2、3の3種類がある。Class1では通信距離が100メートルに及ぶが、通信距離が長い分、消費電力が大きくなる。マウスやヘッドフォンなどの一般的な機器では、通信距離が最大10メートルであるClass2を採用しているものが推奨される。なお、Class3は通信距離が1m程度となっている。

シーン

 Bluetoothを用いてマウスやキーボードなどの周辺機器とパソコンを繋ぐことで、配線が不要となり、パソコン周辺を整理できる。特にヘッドフォンなどのオーディオ機器と、スマートフォンなどのモバイル端末をBluetoothで接続することで、配線が絡み合うことによる煩わしさから解放される。この配線がないというメリットが、Bluetoothを普及させた大きな要因となっている。パソコンと周辺機器を接続する際、USBと呼ばれる端子を用いるケースが一般的だが、パソコンに設置されているUSB端子の数には限りがあるため、周辺機器が多くなると接続できないケースがあった。Bluetoothを用いることで、USB端子の数を気に掛けることなく接続可能となる。特にUSB端子の数が少ないノートパソコンやタブレット端末などで重宝される。

 近年では、Bluetoothを用いた新たな技術である「ビーコン」が開発された。このビーコンとは、Bluetoothの信号を常に発するもので、周辺のスマートフォンにさまざまな情報を提供する用途で利用される。活用される事例としては、店舗にビーコンを設置し、来店客のスマートフォンに商品の最新情報を提供するものや、児童にBluetooth対応の端末を携帯させ、学校の校門などに設置されたビーコンと連動することで、登下校の通知を保護者に送信するなど、さまざまなケースで利用が進みつつある。

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