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バックアップ

概要

 バックアップとは、パソコンやサーバ装置が故障してデータが消去されてしまうリスクに備えて、別の機器や媒体に対してデータを複製しておくことである。またバックアップしたデータを元の機器に戻すことを復元や復旧と呼ぶ。  バックアップを取ることで、急な機器の故障に対しても迅速なデータ復旧が望めるというメリットがあるが、バックアップを取った時間より後にデータが更新された場合、その更新分のデータは復元したデータには反映されていない。重要なシステムにはこまめにバックアップを取得する必要がある。

種類

 バックアップの種類としては、フルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップの3種類がある。  フルバックアップは、全てのデータを複製する方法であり、時間がかかるが一度取ってしまえばその時点までの復元は容易である。  差分バックアップは、フルバックアップをしたあとに更新されたデータ分のみ複製する方法であり、時間はフルバックアップよりもかからないが、復元の際はフルバックアップのデータと差分バックアップのデータが必要となる。  増分バックアップは、フルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップをしたあとに更新されたデータ分のみを複製する方法であり、時間は最も短くて済むが、復元の際はフルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップ全てのデータが必要となるため、これらを手動で行うことは困難となる。

シーン

 バックアップの手法や頻度は持つデータ量と重要度により変わってくる。  家庭用のパソコンであれば1ヶ月に1回、データを別の媒体(DVDや外付けHDD等)にバックアップを取れば充分だが、企業で顧客情報などを扱うシステムにおいては、更新操作が行われたタイミングで増分バックアップを取得する仕組みを作るなどの必要が出てくる。  またデータの重要度が高い場合、バックアップのデータはメインのデータがある場所とは物理的にも別の場所に保管することが望ましい。これは、仮に災害などが発生してメインとバックアップのデータ両方が消滅してしまい多大な経営リスクを被ることを防ぐ為である。

歴史

 バックアップを取得する媒体としては、個人のパソコンが登場した際はフロッピーディスクが主流であった。しかしデータの大容量化に伴い、CDやDVD、HDDが主流となっている。  企業向けの大型システムであれば、昔から今に至るまで磁気テープが主流である。これは磁気テープが容量を多く記録できる割に価格が安いといったメリットによるものである。

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