用語解説 

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アジェンダ

概要

 アジェンダとは、協議事項や議事日程、予定表を表す英語である。主にビジネスの場や政治活動、また官公庁によって用いられることが多い言葉である。

 アジェンダという言葉を用いることは、外資系企業や外国のビジネスマンに対しては馴染み深い言葉であるため、打ち合わせ内容が頭に入りやすいというメリットがある。逆に日本企業であまり海外と馴染みがなさそうな企業に対して利用すると理解してもらえない可能性もあるため注意したい。

 英語で記載すると「agenda」となり、ラテン語で「実行すべきこと」を意味する言葉が語源となっている。

種類

 アジェンダは、用いられる状況に応じて多少意味が変わってくる。打ち合わせなど、ビジネスの世界において用いられるアジェンダとは、「議論の内容」や「目次」を意味する。この場合は打ち合わせで議論する内容を箇条書きしたものが多く、資料としては最初のページにアジェンダを割り当て、打ち合わせの始めに議論内容について認識を合わせるために用いられる。

 選挙など、政治の世界におけるアジェンダは「政策」や「行動計画」という意味で用いられることが多く、宣言や声明を意味するマニフェストとほぼ同じ意味合いで使われていることがある。

 これはマニフェストという言葉を長年利用してきた政治家が、公約をあまり守らないイメージがついてしまったこともあるため、アジェンダは実行されるべき計画ということでより実現性をイメージさせる言葉として用いられるようになった。しかし厳密にいえばマニフェストとアジェンダの意味は異なる。

シーン

 前述のとおりアジェンダは目次としても用いられるが、資料につける目次すべてがアジェンダとは言えない場合もある。たとえばマニュアルや手順書などの目次は、アジェンダではない。アジェンダは議論の内容を記載するものであるため、論議の対象とはならない目次にアジェンダとつけることは間違いである。アジェンダという言葉を利用する際は、このような誤用に気をつける必要がある。

歴史

 1992年、ブラジルのリオデジャネイロにおいて地球サミットが開催され、この場で採択された「アジェンダ21」という各国や関連の国際機関が実施すべき行動計画の名称から、アジェンダという言葉が日本においても浸透したと考えられている。また近年では日本企業も海外企業とやり取りをする機会が増えたことから、もともと英語で用いられていたアジェンダという言葉が日本のビジネスシーンにおいても使われるようになった。

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