2020.5.21 (Thu)

いまどきのテレワーク事情(第3回)

テレワークの「肩凝り、腰痛、ダラダラ作業」解消法

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 新型コロナウイルスの影響で長引く在宅でのテレワークによって、「ダイニングテーブルで仕事をしているため肩凝りがひどい」「適した椅子がなく腰が痛むようになった」「周辺の雑音が気になり作業に集中できない」といった悩みが聞かれるようになってきました。そこで今回は、仕事の能率を上げるためにデスクまわりの環境を手軽に整えることができる便利なサービスやアイテムや、ちょっとしたコツを紹介します。

長引くテレワークには「快適なワークスペース」が必要

 外出自粛が続く中、チャットやウェブ会議ツールを使ったコミュニケーションなど、テレワークに慣れてきた人も少なくないでしょう。その一方で高まっているのが、自宅という “必ずしも仕事に適しているとは言えない環境”への不満です。ビッグローブが実施したテレワークに関する調査によると、「在宅勤務で難しいと思ったことやストレスに感じたこと」の第1位は、「事務仕事をするための部屋や机、椅子がない」(29.3%)という回答でした。

 テレワークは一過性のものではなく、新型コロナウイルスの脅威が去ったあとも定着していく働き方になると言われています。では、テレワークに最適なワークスペースを作るためにはどうすれば良いのでしょうか?

高機能なオフィス家具の「レンタルサービス」がある

 自宅での作業で大きな影響を与えるのが「デスクと椅子」です。とはいえ、オフィス用に作られた機能性の高いデスクや椅子は、決して安いものではありません。「ほしいけれど、すぐには購入できない」という人もいることでしょう。

 こうしたときに使えるのが「家具のレンタルサービス」。オフィス用のデスクや椅子を1カ月あたり数百円~数千円程度で借りられるサービスが提供されています。いろいろな家具をまずは試して自分に合うものを見つけたい、モノを増やしたくない、転勤が多いといった人には便利です。

 「既にあるデスク・椅子、家具を活かしたい」という場合は、「機能性グッズ」を活用するとよいでしょう。例えばアームレスト(肘置き)は、数百円程度で購入できるクッション型のものから、肘の動きに追随する可動式のものまでさまざまあり、肩凝りの軽減に役立ちます。

 ノートパソコンを使用している場合は、高さや角度を自由に変えられる「ノートパソコン用スタンド」を採り入れてもよいでしょう。USB接続のキーボードと併用すれば、ノートパソコンを据え置き型パソコンのように使えるので、モニターをのぞき込むことで猫背になりがちな姿勢にならず、より快適に作業を行うことができます。また、低反発クッションやサポートシートなどは、腰の痛みを和らげる効果が期待できます。

タイマーを‟秘書代わり“にして仕事にメリハリを

 在宅でのテレワークのもう一つの課題が、「いかにして集中力を維持するか」です。上司や同僚の目が届かない自宅では、オフィスと同じような緊張感を保つのは難しいものです。また、働く場所と休む場所が同じとなってしまい、オン・オフのメリハリをつけにくくなります。

 そこで活用したいのが、スマートフォンなどの「タイマー機能」です。始業、休憩、終業などの時間にアラームをセットしておけば、音が鳴るたびに「切り替えの時間である」ことに気付くことができ、頭の切り替えをしやすくなります。タイマーアプリの中には、複数のタイマーで時間や休憩などを細かく設定できるものもあり、タスクの管理をすることもできます。

 タイマーをセットする時に有効なのが、「ポモドーロ・テクニック」というメソッドです。ポモドーロ・テクニックは、「集中して25分間の作業を行ったあと、5分の休憩を取り、このサイクルを最大4セット繰り返す」という時間管理術のことです。比較的短いサイクルで緊張と弛緩を繰り返すことによって高い集中力が保たれるという科学的根拠があり、さまざまな国で多くのビジネスパーソンが実践しています。ポモドーロ・テクニックに適したタイマーやアプリもあります。その他、デスクと椅子がすっぽり入る大きさの「簡易テント」や、車をワークスペースとして使うための「車載用パソコンデスク」もあります。

 テレワークは、時間や場所を問わずに働けるメリットがある一方で、仕事の成果が問われるシビアな働き方でもあります。便利なアイテムやちょっとした工夫を採り入れて、「在宅でもオフィス以上に成果が上がった」という働き方をめざしましょう。

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