2016.7.20 (Wed)

社員のモチベーションを高めるヒント(第11回)

“優秀な人ほど辞めてしまう”企業の特徴

posted by KEISUKE /studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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 ボーナス後は、退職者が増える時期でもあります。優秀な人材、辞めてほしくない人ほど退職してしまう悪循環に陥っている企業も多いのではないでしょうか。優れた人材が定着しないのは、企業にとって大きな損害です。ここでは、定着率が悪い企業の特徴を考え、解決の糸口を探ります。

優秀な人ほど辞めてしまう企業

 優秀な人であれば、今の企業を辞めても行き先があるものです。現状に不満があれば、自分の能力を活かせる企業、待遇の良い企業への転職に魅力を感じることでしょう。優秀な人が次々と辞めてしまう企業には、以下のような特徴があります。

(1)仕事のチャンスや権限を与えない

 優秀な人は向上心が旺盛で、チャレンジする意欲も持っています。それを「経験が浅いから」「まだ若いから」という理由でチャンスを与えないでいると、やる気を失ってしまいます。時には、失敗しても損失を被る覚悟でチャンスを与えることも必要です。

(2)意見を聞かない、取り入れない

 やる気のある人ほど、さまざまな意見や提案をします。経験豊富な上司からみたら荒削りで不十分な意見かもしれません。それでもモチベーションを向上させるために、あえて採用する度量も必要です。また、採用できない場合はその理由と、意欲的な姿勢を評価していることを伝えましょう。

(3)評価基準があいまい

 評価に個人的な私見が入る企業は嫌われます。たとえ自身が高い評価を得ていたとしても、優秀である人ほど評価方法をシビアにみているものです。

(4)社員の苦労に報いようとしない

 業績が悪く、給与やボーナスを減らしたり仕事量を増やすなど、社員に我慢を強いなくてはならない時があるかもしれません。そうした状況で頑張った社員は、状況が良くなっても努力に報いなければ、企業を去ってしまう可能性があります。貢献しても評価されない企業だと見切りをつけてしまうからです。

優秀な部下が辞めたくなるとき

 優秀な人がはっきりと退職を意識するのは、どのような時でしょうか。最も多い理由が、上司との人間関係。辛い時や大変な時に上司から共感を得られないことは、大きな不満になるようです。また、良い結果を出した時に褒めてもらえないこと、フィードバックのないこともマイナスになります。そして当たり前ですが、約束を守らず信頼できない人が上司だった場合は、その人についていこうとはまず思いません。

 他には、負担が大きすぎて燃え尽きてしまった時、挑戦しがいのある仕事を与えられない時などに退職を意識するようです。

部下に去られないためには

 優秀な社員が去ってしまう前に、気を付けたいことがあります。それは、この企業で働きたいと思う環境を整えること。情熱を注ぐことができ、知性を刺激する業務、創造性を発揮できる仕事があれば、他へ移りたいと感じることは少ないはずです。

 さらに、上司が思いやりを示し、部下の貢献を評価するならば、上司への信頼が高まるでしょう。リーダーシップを発揮する上司のもとでは、部下の責任感やモチベーションもあがり、一緒に働きたいと思うに違いありません。

 人材の定着を図りたいならば、部下の仕事が完璧でなくてもできる部分や意欲を認め、チャンスを与えることが大切です。

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ライター・ウェブディレクター。プロのダンサーから転身。就職サイト、社会人向け情報サイト、エンタメサイトのウェブディレクターの経験を経て、記者、フリーライターとして活動しつつ、某テレビ局のサイト立ち上げ、コンサルなど幅広く活動している。

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