オフィスソフト使いこなし(第47回)

SmartArt機能でワード文書にフローチャートを作成

posted by 川本 鉄馬

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 SmartArt(スマートアート)とは、組織図やプロセス図といったビジネスの現場でよく使われる図形が簡単に作成できる機能です。あらかじめ用意された複数の図形から自分の好みに合わせて選択するだけなので、特別なセンスは必要なく誰にでも図形が作成できます。

ワード文書に図形を挿入する

 SmartArt機能は、 [挿入]タブの[図]グループにある[SmartArt]を選ぶと起動します。 SmartArtが見つからない場合は、ワードのウィンドウ幅を広げてください。ウィンドウ幅が狭いと、SmartArtの文字が隠れていることがあります。

 起動すると、[SmartArtグラフィックの選択]ギャラリーが表示されます。左側にはグラフィックの種類が表示されており、クリックすると詳細が確認できます。

 今回は、業務管理や事業計画などで使われる「PDCAサイクル」のイメージ図を作ります。まず[SmartArtグラフィックの選択]ギャラリーの[循環]をクリックし、5つの円が五角形に配置された[基本の循環]をクリック。さらに画面右下の[OK]をクリックすると、ワードの編集画面に選択したグラフィックが表示されます。

 SmartArtでは、このグラフィックをベースに変更を加えることで、図形を仕上げていきます。たとえば、今回はPDCAサイクルの図を作ろうとしていますが、SmartArtでは円が5つある図版を選んでいます。PDCAサイクルでは、円は4つしか使わないので1つ削除しましょう。5つの円のうちどれかを選び、キーボードの[Del]キーを押します。選択した円が削除され、4つの状態になります。

 ここでのポイントは、SmartArtでグラフィックの一部を削除すると、全体のバランスが自動で整えられる点です。5つあった円のうちひとつを削除すると、残る4つが均等に並べ変えられます。矢印も再配置され、自動で均整のとれた図形になります。

 削除だけではなく、グラフィックの追加も可能です。たとえば5つの円を6つにしたい場合は、円の1つをコピーして貼り付けます。このとき、[元の書式を保持]という貼り付けのオプションを選ぶと、自動で円のサイズや配置バランスが調整されます。

図形の色やデザインを変更する

 SmartArtは、グラフィックの色を変えるのも簡単です。グラフィック上で右クリックすると、色が選べるようになります。色味や配色パターンが多数用意されているので、見栄えがよい図形も短時間で作成できるでしょう。

 さらに [レイアウト]グループを選ぶと、図形を変更することが可能です。

 この機能では、サンプルにオンマウスするだけで、図形が自動で変化します。多くのサンプルの中から視覚的に選べるので、とても便利です。

SmartArtを文書内に配置する

 作成した図形は、写真やイラストと同様に文書内へ配置できますし、サイズや配置場所の変更も簡単です。たとえばサイズ変更は、図形を選択した際に表示されるハンドルをマウスでドラッグ&ドロップするだけでOKです。

 また文章の回り込みや文字列の折り返しなども、図形の右上に表示される[レイアウトオプション]で表示されるメニューから簡単に行えます。

 文書に適切な図形が挿入されていると、理解度が大幅にアップします。ぜひ活用してみてください。

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川本 鉄馬

川本 鉄馬

IT系をメインに原稿を書いてきましたが、最近は自動車、オートバイ、自転車、防犯、ウクレレなどイロイロ書きます。PC系は、Windowsがバージョン2の頃からのお友だち。ここ何年かのお気に入りはUbuntuで、今年になってPythonをいじり始めました。いつの間にか始めていたIngressが、もうすぐレベル11になります。

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