オフィスソフト使いこなし(第11回)

エクセルシートのセルの設定を変更されたくない場合は「シートの保護」を使おう

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日々の業務において、予算や売上、スケジュールなどの管理にテンプレート化したエクセルを使うことがよくあると思います。また、そのような業務においては、複数の人で一つのエクセルを更新する場合も多いかと思います。そのような時に発生しがちなのが、入力者が誤ってテンプレートに設定されていた数式を削除してしまったり、指定のセル以外に入力してしまったりというミス。今回は、そのようなエクセルの誤入力防止に大きな効果を発揮する「シートの保護」機能をご紹介します。

指定したセルのみを編集可能にしよう

たとえば下のようなシートがあるとします。B列に金額(税抜)、C列に個数を入力すると、D列に個数分の合計金額(税込)が小数点以下切り捨てで表示される式が設定されています。

このシートの場合は、B列とC列のみを記入すれば、自動的にD列に計算された値が表示されますから、入力者にはB列、C列以外のセルには、触れないでほしいケースです。商品の情報が入力されているA列や、合計金額(税込)を算出する式が入力されているD列を誤って削除・編集されてしまうと、正しい情報が分からなくなってしまったり、修正する手間が発生したりするためです。

このようなケースで有効なのが「シートの保護」機能です。
「シートの保護」を設定することで、特定のセルの編集を保護(ロック)することが可能になります。
実際に先ほどのシートを例に、B列、C列以外のセルをロックしてみましょう。

「シートの保護」機能の設定手順

(1) 編集可能にしたいセルを選択。
(2) 「ホーム」タブ→[書式]を選択。
(3) [セルのロック]をクリックして解除。
※通常、すべてのセルにロックがかかっているので、クリックしてロックを解除します。

(4) [シートの保護]を選択。

(5) [シートの保護]ダイアログから【ロックされたセル範囲の選択】のチェックをはずし、【OK】を選択。
※ここでパスワードを設定すると、シートの保護解除時にパスワードが要求されるようになります。

上記の設定で、B列、C列以外のセルを編集することはもちろん、選択することも出来なくなります。

いかがでしょうか。たったこれだけの簡単な設定で、入力者による誤入力や、セルの設定などの変更を防止することが可能になります。ぜひ活用してみてください。

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