2017.12.5 (Tue)

ビジネス英語講座(第59回)

言いたいことが伝わらなかったときに役立つ英語表現

posted by ラッド 順子

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 会議や発表時の質疑応答で、言いたいことがうまく伝わらなかったという経験をしたことはありませんか。その後、緊張や焦りから、同じセンテンスを何回も繰り返すだけになってしまい、発表が億劫になることもあるでしょう。

 そのようなビジネスの場では、言い換えや要約などのフレーズで、スムーズなコミュニケーションを達成したいものです。本記事では、言いたいことがうまく伝らなかったときに役立つ「すなわち」や「別の言い方をすれば」「例を挙げます」といったような英語フレーズを紹介します。

言い換えたいときに役立つフレーズ

 会議や発表の場では、言葉が足りずに要点がうまく伝わらなかったり、相手の誤解が原因で、質疑応答がスムーズに進まないことがあります。そのような場合は、違う言い回しや表現を使って相手の理解を促します。

Let me rephrase that. Should we inform every advertisement agency of our new products?

(言い換えさせてください。弊社は、新製品を全ての広告代理店に知らせるべきですか。)

 “Let me rephrase that.” 「それについて言い換えさせてください」といった意味になります。このように前置きすることで、相手の注意力を換気し、聞き手に集中して聞いてもらうことができます。

In other words, we need to cut down the spending.

(すなわち、弊社は出費を削減する必要があります。)

 “In other words”は、「すなわち」という意味になります。 言い換えの他に要点を伝えたいときにこのフレーズを使うことができます。

To put it another way, what sorts of advantages would be there?

(別の言い方をすれば、どういった利点があるのでしょうか。)

 “To put it another way”は、「別の言い方をすれば」という意味になります。ビジネスの場で、よく使われるフレーズですので覚えておくと便利です。

例を挙げるときに役立つフレーズ

 言いたいことが伝わらないときに、例を示すことで相手の理解を促すことができます。例を挙げる前には次のようなフレーズを使います。

I will give you an example. The fashion show hosted by ACC Inc. didn’t go down well.

(例を挙げます。ACC社が主催したファッションショーは良い印象を与えませんでした。)

 “I will give you an example”で、「例を挙げます」といった意味になります。

If you look at the chart, you will see what I mean.

(図をご覧になれば、私が意図していることがわかります。)

 “If you look at ○○, you will see○○”は、「○○をご覧になると、○○がわかります」といった意味になります。このフレーズは、グラフや図表、写真など視聴覚材料を使って相手の理解を促したいときに役立ちます。

Let me take an example to illustrate my new proposal.

(新しい提案を説明するために例を挙げさせてください。)

 “Let me take an example”は、「例を挙げさせてください」という意味になります。

要点をまとめて伝える時の英語フレーズ

 言いたいことがうまく伝わらなかったとき、言い換えるよりも、一言でまとめるほうがうまく伝わる場合や、結論を先に言うほうが、相手は理解しやすくなる場合があります。それぞれの状況に応じて以下のフレーズを使い分けます。

What I am saying is that we have no choice.

(私が言っていることは、弊社には選択肢がないということです。)

 “What I am saying is○○” で、「私が言っていることは○○です」といった意味になります。

The point what I am trying to make is external trainers are not good enough.

(私が言っているのは、外部のトレーナーでは不十分とうことです。)

 “The point what I am trying to make is○○” は「私が言いたいことは○○ということです」といった意味になります。主旨を主張する場合に便利な表現です。

I was actually referring to problems that we may come across in the future.

(実は、私は、弊社が将来抱える可能性のある問題について言っているのです。)

 “I was actually referring to○○”は、「実は、私は○○について言っているのです」といった意味になります。

 相手に正しく伝えようというプレッシャーから、気持ちが焦りがちですが、これらのフレーズを覚えておくことで、とっさの対応にも備えられます。会議や発表の質疑応答に限らず、同僚とのコミュニケーンがうまく行かなかったときにも今回紹介した英語フレーズを使ってみてください。

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ラッド 順子

ラッド 順子

イギリス在住のライター。ケント州の高校で日本教師に加え、翻訳・通訳も行う。イギリスの大学院を修了後、TESOL(英語が母国語ではない人向けの英語教授の資格)を取得し、英語の教授経験も豊富。英会話の他に、イギリス文化、食べ物、日本文化の面白い情報を発信中。イギリスサッカーと海外番組の「The X files」が大好き。
Twitter: @JunkoLadd

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