2016.8.23 (Tue)

ビジネス英語講座(第27回)

英文メールなどで使われる略語(初級編)

posted by 佐藤 隆之

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 英文メールなどでは、略語がよく使われます。シンプルな表現で伝えられる、入力の手間が省けるといったメリットがある略語ですが、正しく理解していないと誤った使い方をしたり、意味を調べるのに手間取ることがあります。

 ここでは、比較的頻繁に使われ、実際にどこかで見たことがあったりするような略語を紹介します。

件名や文頭に使われる略語

FYI:for your information(参考までに)

 単に状況を知らせる時や、参考になる情報をメールで送信し、相手に返信を求めないケースなどで使用します。メールの件名あるいは本文の文頭に記載されるケースがほとんどです。

“FYI, you might be interested in this news article.”
(参考までに、こちらのニュース記事が面白いかもしれません。)

RE/Re:regarding~(~に関して)

 質問や報告の際に文頭で話題を提示し、相手に文脈を伝える役割を果たします。メールで返信する際、件名に自動挿入されることでも知られています。

“RE: Your order”
(あなたの注文について)

スケジュール関連の略語

ASAP:as soon as possible(なる早で)

 今すぐに何らかの作業を実施してほしい際に使われる、使用頻度の高い略語です。相手への強い要求を意味するので、大事な場面でのみ使うとよいでしょう。

“Can you send me the documents ASAP, please? ”
(なる早で書類を送ってもらえますか?)

TBA:to be announced(後日発表、追って連絡します)

 会議や催し物の日程や担当者などが決まっていない場合に使います。

“We will have a meeting about the plan. The date and time are TBA. ”
(計画について打ち合わせを行います。具体的な日時は追って連絡します。)

程度を表す略語

Approx.:approximately(おおよそ)

 数値などを表記する際に、概算を示します。

“The length of the product is approx. equal to one meter. ”
(製品の長さは、おおよそ1メートルです。)

N/A:not applicable(該当なし)/ not available(利用不可)

 アンケートに回答する際、いずれの選択肢も当てはまらない場合に「該当なし」と回答します。また、在庫が無い場合などに「利用不可」を意味する場合もあります。

“You can put N/A in the field of the middle name. ”
(ミドルネームの欄には、該当なしと入力してください。)

その他よく見る略語

MSG:message(メッセージ)

 メールの件名などに記載され、単に連絡を意味する略語です。

“MSG: Are you available for a meeting tomorrow? ”
(メッセージ:明日、会議に出席する時間はありますか?)

FAQ:frequently asked questions(よくある質問)

 Webサイトでよく見かける略語で、想定される質問と回答を集めたものです。

“Please find FAQs for more details. ”
(詳細はよくある質問集をご覧ください。)

親しい間柄で使われるカジュアルな表現

Tx/Thx:Thanks(ありがとう)

 公式な文書では使われないカジュアルな表現です。

“Thx. You made my day. ”
(ありがとう。助かったよ。)

lol:laughing out loud / lots of laugh(笑)

 可笑しさを表現するインターネット上の俗語です。「声を出して笑っちゃうよ」といったニュアンスで、冗談で言っていることを明確にする役割があります。

“When I talked to my boss, I said mother! LOL. ”
(上司に話しかけたときに、お母さんって言っちゃったよ。笑)

 略語を使えば、英文メールを作成するのも楽になるでしょう。まずは使ってみてはいかがでしょうか。

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佐藤 隆之

佐藤 隆之

株式会社ネクストアド所属ライター。Mint Labs製品開発部長。1981年栃木県生まれ。2006年東京大学大学院工学系研究科修了。日本アイ・ビー・エムにてITコンサルタント及びソフトウェア開発者として勤務した後、ESADE Business SchoolにてMBA(経営学修士)を取得。現在は、スペイン・バルセロナにある医療系ベンチャー企業の経営管理・製品開発を行うと共に、IT・経営に関するコラム執筆を手掛ける。Twitterアカウントは@takayukisato624。

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