2017.6.6 (Tue)

海外発ビジネス最前線(第3回)

若い世代が注目!細分化されたオンデマンド保険とは

posted by 前田 健二

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 オーストラリアで、スマートフォンを使った「オンデマンド」の保険サービスが登場し、話題になっています。

 これは、アメリカのベンチャー企業が開発した「Trov」(トローブ)というサービスで、カメラ、パソコン、スマートフォンといったアイテムを対象とした損害保険を、オンデマンドで販売するシステムです。

特定の物に、好きな時に必要な分だけ保険をかける

 Trovは、従来型の一般的な包括タイプの保険とは違います。たとえば山登りに行く3日間だけ一眼レフカメラに保険をかけるといったように、特定の物に、好きな時に必要な分だけ保険をかけることが可能です。

 Trovの仕組みはシンプルです。利用者は自分のスマートフォンにTrovのアプリをインストールし、起動させて必要情報を入力し、保険をかけたいアイテムを選択します。選択したアイテムをスワイプし、保証のレベルと対象期間を選択して契約します。

 保険料は一日単位で計算され、たとえばiPhone 6Sの場合であれば1日あたりから55セント(日本円で約44~60円)程度となり、MacBookの場合は1日あたり58セントから81セント(約67~90円)となります。アイテムのスペック、価格、リリース時期などにより、個別に計算されます。

 保険金の請求も簡単です。事故や盗難にあった場合はTrovのアプリから保険金請求を選択し、Trovのチャットボットとテキストメッセージをやり取りし、手続きするというものです。なおユーザーのうち、保険金請求が少ないユーザーには、安めの保険料が適用されます。

 現在のところ、Trovで保険がかけられるアイテムはスマートフォン、パソコン、カメラ、家電、楽器など1万点程度ですが、Trovでは対象アイテム数を今後さらに増やしていくとしています。

「ミレニアル世代」にサービスをどう売るか?

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前田 健二

前田 健二

フリーライター。大学卒業後渡米し飲食ビジネスを立ち上げ、帰国後海運企業、ネットマーケティングベンチャーなどの経営に携わる。2001年より経営コンサルタントとして活動を開始。現在は新規事業立上支援を行っている。アメリカのビジネスに詳しく、特に3Dプリンター、ロボット、ドローン、IT、医療に関連したビジネスを研究、現地から情報収集している。

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