2017.6.12 (Mon)

どんな効果があるのか?ユニークな新人研修(第3回)

「逞しさ」と「食への感謝の心」を得る無人島研修

posted by 風間 梢

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 「わずかな食料と最低限の道具だけで、無人島で3日間暮らす」という、過酷な研修を行っている企業があります。「チキンラーメン」「カップヌードル」でおなじみの日清食品ホールディングスです。

 同社がこのようなサバイバル研修を行う理由としては、肉体的・精神的な「骨太さ」を身に付けるためです。困難にくじけない強さを培うだけでなく、自社商品への愛着まで深める狙いもあるといいます。

無人島ではチキンラーメンを作ることすら難しい

 瀬戸内海に浮かぶ、電気も通らない無人島でのサバイバル研修に挑む社員に与えられるのは、わずかな食料と最低限の道具だけ。食料は同社のヒット商品であるチキンラーメン3袋と、水、米、小麦粉。道具は釣り糸と釣り針、ビニールシートと紐、そして火おこし器です。

 さらにいえば、スマートフォンや時計、ライターといった私物も無人島に持ち込むことはできません。そのため、ネットで情報を調べる、時刻を知るといった、日常生活であれば簡単に確認できることもできなくなります。

 湯を沸かすにもコンロがないので、チキンラーメンを作ることでさえも困難になります。落ち葉を集めて、火起こし器でわざわざ点火をしなければいけませんし、鍋や器の代わりとなるようなものを用意する手間もあります。火が起こせない場合は、チキンラーメンをそのままポリポリと食べるしかありません。

無人島はビジネス以上に困難な環境

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風間 梢

風間 梢

フリーライター。企画、人事、ECサイト運営等を担当したのちに独立。現在は就職、流通、IT、観光関連のコラムやニュース等を執筆している。

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