2018.4.9 (Mon)

デキる上司になるための「仕事の流儀」(第9回)

リーダーの難しい決断を支える5つの自問自答

posted by 平島 聡子

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 新年度を迎え、組織や部下の目標設定など、リーダーにさまざまな決断が求められる時期になってきました。リーダーに求められる決断の中には、データや目に見える条件だけでは論理的な判断がつかないような、曖昧で難しいものも存在します。そのようなとき、リーダーは決断を下す前に、最善の選択にたどり着くための自問自答を繰り返すことでしょう。

 本記事では、リーダーが難しい問題に決断を下す際の自問自答で、道標となる5つの問いとその答えの見つけ方を、ハーバード・ビジネス・スクール教授ジョセフ・バダラッコ氏の論文“How to Tackle Your Toughest Decisions”(困難な決断にいかに立ち向かうか)をもとに紹介します。

まずは自分の決断がもたらす結果と向き合う

 最初の問いは「どんな選択肢があり、各選択肢の結果はどうなるか?」です。この問いで求められるのは、すべての選択肢を洗い出し、それぞれを選んだ際に想定される結果を予測・分析することです。

 この段階では、こうあるべきという自分自身の意志や思い込みをいったん捨て、すべての選択肢を平等に扱うことが重要です。1つ1つの選択肢に対し「これを選ぶことにより、誰が傷つき、誰が助かるか」を短期的・長期的それぞれの視点で問いかけていきます。

 リーダーの決断は、大勢の人々の人生や生活に影響を与えることになります。最初の問いでは、まずその現実としっかりと向き合うことが必要です。

すべての責任を同時に果たせる選択肢はない

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平島 聡子

平島 聡子

ヨーロッパ在住ビジネスライター。大企業・ベンチャー双方での就業経験や海外でのビジネス経験を活かし、経営や働き方に焦点を当てたコラムやインタビュー記事の執筆を手掛ける。

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