2016.12.14 (Wed)

デキる上司になるための「仕事の流儀」(第2回)

部下に「論理的に説明しなさい」と言う上司は二流

posted by 峯 英一郎/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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 ビジネスパーソンにとって、コミュニケーション力は必須のスキルの1つであるが、ビジネスである以上、できるだけ論理的に話をすべき、と考えている人も多いだろう。

 だが、この考え方には実は落とし穴がある。実際はその真逆で、“論理的であること”にとらわれているからこそ、コミュニケーション力が身につかないのだ。

 こう指摘するのが、世界的コンサル会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーで働き、世界とビジネスで渡り合った経験を持つ赤羽雄二氏である。彼は著書『頭が真っ白になりそうな時、さらりと切り返す話し方』(ベストセラーズ刊)にて、論理的に話すよりも、むしろシンプルに「言いたいことを言うべき」としている。

 今回は本書を元に、一流のビジネスパーソンが取るべきコミュニケーションのコツを紹介する。

論理性ではなく、「言いたいことはシンプルに言う」ことを追求すべき

 赤羽雄二氏は同著にて、一流のビジネスパーソンになるためには、論理的な思考をせず、言いたいことはシンプルに言うべき、と述べている。その理由は、以下の3点である。

(1)発言する側があまり余計なことを考えなくてよい。
(2)余計なことを考えないので、余計なことが詰め込まれずに話がシンプルになる。
(3)結果、話がわかりやすくなり、聞き手にすっと入る。

 多くのビジネスパーソンは、あれこれと考え過ぎてしまい、自分の言いたいことを見失い、複雑でわかりにくい話をしてしまっていると、赤羽氏は指摘する。そのため、聞き手がこちらの言っていることを理解できず、結果的にコミュニケーションに失敗している、というのが赤羽氏の主張だ。

 しかし、論理的に考える癖がついてしまったビジネスパーソンにとって、論理的であることを忘れ、言いたいことを言うのは容易ではない。たとえば、上司が論理的に説明することを要求してきた場合は、それに従うのも仕方がない。それに、いざ話すときに言葉が出てこないこともある。そもそも、言いたいことが思いつかず、頭が真っ白になることだってある。こんな時に、言いたいことをそのまま言うというのは困難である。

「論理的に説明しなさい」の罠

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峯 英一郎/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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