2017.4.25 (Tue)

理想的な会社の在り方とは(第16回)

「キーマン不在で仕事が回らない」を防ぐために

posted by 風間 梢

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 ある特別な能力を持った従業員ひとりに業務が集中している会社もあるかもしれませんが、それは非常に危険な状態です。ひとりに業務を集中させると、その従業員が病欠や退職などで職務から離れることになってしまったときに、周囲でリカバーすることが非常に難しくなります。

 そういったリスクを防ぐためには、チーム全体における情報共有が必要です。ビジネスを個人に集中するのではなく、チームで共有するためには、どうすれば良いのでしょうか。

権限の集中はミスや不正の温床になる危険も

 ひとりの従業員が特定の仕事を抱え込んでしまうことのマイナス面は、冒頭で挙げた病欠や退職の場合だけではありません。たとえば重大なミスの発生や、不正の隠蔽を察知できない恐れがあります。複数の従業員が業務とその進捗状況を把握できれば、たとえミスや不正が起きてしまったとしても、早期に察知して対処することができます。ひとりにすべてを任せてしまっていたら、察知が遅れて取り返しのつかない事態にもなりかねません。

 これは、どんなに優秀で、信頼できる人物でも同じです。会社の根幹となる業務で、特定のスタッフに大きな権限を持たせてしまうと、最初は謙虚だった人物も、次第に増長することがあります。「私がいなければ会社は回らない」という意識が悪い方に膨らんでしまうと、上司や社長の指示に従わず、業務の改善や見直しに抵抗するといったトラブルも起きかねません。

困ったらITに頼るべし

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風間 梢

風間 梢

フリーライター。企画、人事、ECサイト運営等を担当したのちに独立。現在は就職、流通、IT、観光関連のコラムやニュース等を執筆している。

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