2016.10.6 (Thu)

理想的な会社の在り方とは(第3回)

部下に好かれる上司は無能?シビアな内容の本に学ぶ

posted by 高島 ちなみ

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 ダン・S・ケネディという人物をご存知でしょうか? アメリカ出身のマーケティング・コンサルタントで、多くのビジネス書を世に送り出している人物です。

 彼の著書の特徴は、内容がとにかく「シビア」なこと。たとえば2011年に発売された『ダン・S・ケネディの世界一シビアな「社長力」養成講座』(ダイレクト出版刊)では、「従業員が辞めても気にしない」「公平性などくそくらえ」「部下に好かれる上司は無能」など、驚くような強烈なフレーズばかりが並んでいます。

 しかし、そうした強烈な言葉を並べる裏には、ダンが考える「あるべきリーダー像」が見え隠れします。今回は、『世界一シビアな「社長力」養成講座』の中に散りばめられた、厳しい言葉の裏にある本当の意味を探ってみます。

部下に好かれる上司は「無能」の代名詞

 本書の中でも、特に強烈なフレーズが「部下に好かれる上司は『無能』の代名詞」です。おそらく多くの人が「いや、部下に慕われる上司こそ、理想のリーダーではないのか」と反論することでしょう。

 しかし、ダンは「従業員に好かれる経営者が、会社のためにより高い生産性とより多くの利益を生み出すということを証明するものはまったくない」と言い切っています。たしかに、「人望のある人」イコール「有能な人」とは言いきれません。

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高島 ちなみ

高島 ちなみ

フリーライター。2012年より執筆活動を開始し、ビジネスコラム・グルメレポートなどを執筆。無類の図書館好き。趣味が高じて司書資格も取得。ライブラリアン・検索技術者として、WEB媒体向けのレファレンス支援も行う。

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