2017.6.21 (Wed)

元気な企業はどこが違う?成功企業の戦略とは(第30回)

小さな航空会社だからできる接客の技で、赤字脱却

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 熊本県を拠点とする天草エアラインは、保有機材数1機という国内最小クラスの航空会社です。1998年に第三セクターとして設立されましたが、就航3年目あたりから業績が悪化。2007年には債務超過寸前にまで追い込まれました。

 しかし、その状態からわずか2年で黒字転換。行政からの費用補助を受けても赤字続きという状況で、地域のお荷物にもなりかねなかった航空会社が、どのような取り組みで赤字から脱却したのでしょうか。

第三セクターとして設立したが債務超過に

 天草エアラインは1998年、熊本県と周辺の2市1町、民間の出資による第三セクターとして設立されました。天草-熊本、天草-福岡を結ぶ路線で、保有機材数1機、座席数わずか39席という航空会社としてスタートしました。

 就航を開始した2000年は、九州電力の火力発電所が建設中だったこともあり、工事関係者などの利用が後押しし、平均搭乗率も80%以上を確保。好調な滑り出しをみせました。

 しかし就航3年目以降、発電所の完成などによるビジネス客の低迷により、急激に搭乗率が低下して赤字が拡大。2007年には、熊本県による監査で「債務超過寸前」の評価を受けるまでに追い込まれたのです。

社長室を壊した新社長の行動力

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