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2016.9.13 (Tue)

元気な企業はどこが違う?成功企業の戦略とは(第10回)

セ・リーグ優勝!広島カープに見る“経営戦略”

posted by かとう さえ

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 今年のセ・リーグは、広島カープが優勝しました。5月に首位に立つと、徐々に他チームを引き離し、優勝時点で2位に10ゲーム以上差を付けるほど、圧倒的な強さを見せつけました。

 カープが好調な背景には「選手育成」が挙げられます。昨年、21億円のメジャーリーグのオファーを断り、古巣広島カープに復帰した黒田投手の“男気”は、育成を重視する球団と、選手を支え続けたファンに対するロイヤルティ(忠誠心)の現れです。

 今季、圧倒的な強さを見せた広島カープの球団運営を、企業経営になぞり解説します。

「育成重視」スター選手の獲得より、若手選手をいちから育てる

 球団独自の理念や工夫を取り入れた広島カープの選手育成方法は、ビジネスにおける人材育成の比喩としてたびたび取り上げられています。以下に、広島カープの特徴的な育成術を2つ紹介します。

(1) 堅実な人材補充

 カープの選手補充には、オリジナルの選手表が使用されます。これは、どのポジションに、どの年代の選手を取るべきかが一目でわかる、広島カープ独自のガイドラインです。この指標を軸に、今、あるいは今後必要になるポジションと条件に見合った選手に焦点を絞り人材を獲得します。

 他球団の多くは、世間の注目を集めるスター選手の獲得に尽力しますが、カープの場合、ポジションの需要がなければ無理な獲得は行いません。長期ビジョンに沿った人材補充が現在の好成績を証明しています。

(2) 徹底した若手育成

 カープに入団する若手の多くは、注目度があまり高くない、どちらかといえば無名の選手です。高額報酬より“人との絆“を選び古巣カープに復帰した黒田投手も、もともとはその一人で、高校時代は甲子園のマウンドを一度も踏むことのなかった控え投手でした。「育成に対する球団の厳しい姿勢がなければとっくに野球をやめていた」と自身の著書で語っています。

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かとう さえ

かとう さえ

ライター。デザイン事務所をベースに、ネーミングやコピー、および英語翻訳を手掛ける。フリーとして、美容とヘルスケア、ライフスタイルに関する記事をメインに執筆中。

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