2017.8.8 (Tue)

ビジネスを成功に導く極意(第16回)

企業の業務改善を実現する、いま話題の「BPM」とは

posted by 高田 樫央

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 企業が業務効率や生産性の改善を検討する際、「BPM」(ビジネスプロセス・マネジメント)という手法が採用されることがあります。BPMとは、ICTによって業務の流れ(プロセス)を分析後、数値などのデータから効率的な改善方法を編み出し、その後もプロセスを分析して継続的に改善を行っていくという手法です。

 しかしBPMを導入したものの、成果をあげられていない企業もあるそうです。その原因のほとんどは、経営者と従業員の間で、BPMを行う目的や理由などのコンセンサスが取れていないからといわれています。ここでは、BPMを成功させるために必要なことを解説します。

なぜBPMが注目されているのか

 業務改善の手法は、BPM以前からさまざまなものが存在してきました。その中でBPMが注目を集めたのは、ICTを活用した分析に加え、継続的に改善を行う仕組みを持っていることが挙げられます。

 分析・改善の手順としては、まず業務を生産、営業、管理などのプロセスに細分化し、個々のデータを収集。たとえば受注・発注などの数値を収集し、それらが時間で変動する様子を分析し、現在のプロセスにおける無駄や停滞などを解消する改善策を設計して実施します。

 改善後も各プロセスの情報収集のモニタリングを継続して、再検証などのシミュレーションを行います。そして場合によっては再改善を施すというサイクルを構築するまでがBPMの手法となっています。情報収集を続ける目的は、業務プロセスの最善化だけでなく、モニタリングとシミュレーションでビジネスシーンの変化を察知し、自社のビジネスモデルの最適化も図れる組織力を身につけることです。

 このようなBPMのシステムを構築する上で、重要なことがあります。それは、BPMの目標設定です。目標を明確にしないままだと、どのような業務プロセスが適正かという判断はおろか、収集すべき情報を選定する段階から迷走してしまう可能性があります。これでは、BPMを成功させることはできません。

BPMを成功させるための「4つ」の条件

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高田 樫央

高田 樫央

フリーライター。製造業を中心に通訳・翻訳業に従事した後、フリーライターに転身。IT・セキュリティソリューション関連情報を中心に執筆。Webマーケティングに精通している。

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