2016.11.17 (Thu)

ビジネスを成功に導く極意(第8回)

会話上手な人になるための3つのポイント

posted by 野中 圭介/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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 顧客やビジネスパートナーとコミュニケーションを取る際に、「相手を喜ばせるために、何か面白い話をしなければならない」と思っている人がいるかもしれません。ですが、面白い話を次々と披露できたとしても、相手が聞き疲れてしまうようであれば、会話が上手だとはとてもいえません。

 会話上手な人はむしろ、「自分が何を話すか」ではなく、「相手がどれだけ満足感を感じられるか」という点において優れています。つまり、「聞く」スキルを持っているのです。

 今回は、会話上手な人が密かにやっている、3つの聞き方のコツを紹介します。

(1)相手が「何を話したいのか」を見極める

 会話上手な人のコツの1つに、「自分の聞きたいことよりも、相手が話したいと思っていることを引き出す」というものがあります。相手は自分の関心がある話題を続けられるので、集中力が続きやすくなり、多くのことを話してくれるようになります。

 話の引き出し方としては、相手の話をそのまま受け止めることが大事です。たとえば、「疲れた」と言う相手には、「おつかれさま」「疲れたね」と、相手の気持ちに寄り添う言葉を掛けます。「昨日あまり寝ていなくて」と言われたら「寝不足では疲れるね」と相手の答えを繰り返します。質問の前にまず共感を挟むことで、相手は話の続きがしやすくなり、「読書に夢中になって寝不足だ」「退職を考えるほど仕事が忙しい」「体調不良で通院している」など本当に話したかったことを聞けるかもしれません。

 この時、話を先回りして言ってしまったり、でしゃばって話の舵取りをしないように注意しましょう。「疲れた」と言われた際に「休んでいないの?」や「昨日のあの件を引きずっているのか」と応えたり、「なんでもっと休まないの!」「睡眠時間を削っちゃダメだ!」といったように自分の意見を主張するのは、相手が話したいことを塞いでしまうだけです。自分の意見は、求められてから言いましょう。

 話を聞き続けていると、相手が言葉に詰まることがあります。しかし、ふいに訪れた沈黙を埋めるために、その場しのぎの質問をしたり、別の話題を持ち出すのは得策ではありません。相手が話を途中でやめたときは、次に話す言葉を探している可能性が高いので、黙って5秒ほど待ってみましょう。会話が途切れないことが、上手なコミュニケーションではありません。沈黙を恐れずに待つことは、聞く姿勢の基本といえるでしょう。

(2)答えが「はい」「いいえ」の質問をしない

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野中 圭介/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

野中 圭介/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

東京在住。ライター歴10年。

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