2016.4.22 (Fri)

営業に活かせるICT(第2回)

Wi-Fiを導入して生産性の向上を(後編)

posted by 大竹 利実

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 オフィスや店舗のネットワークを有線LANからWi-Fiへと変えることで、さまざまなメリットを生み出します。しかし、オフィスや店舗をWi-Fi化する際には懸念や課題も発生します。では、どんな懸念や課題があるのでしょうか?

(前編はこちら

通信を暗号化していないと傍受される危険性も

 インターネットを利用する際、有線LANでもWi-Fiでも一般的なセキュリティ対策は必要になります。加えてWi-Fiは無線で通信しているために、通信を傍受される危険性もあります。Wi-Fiの無線電波を暗号化せずに使うことはもちろん、古いタイプの通信暗号化規格を使っていても通信は傍受される危険性があるのです。

 Wi-Fiの通信暗号化規格は、大きく下記の3タイプがあります。

WEP
WPA/WPA2
WPA/WPA2 PSK(AES)

 このうちWEPは比較的簡単に暗号を解読され通信が傍受されてしまうリスクがあるため、“暗号化しないよりはマシ”といった程度のセキュリティしか担保されません。WPA/WPA2については、WEPよりは複雑な暗号化を用いていますが、簡単に暗号化を破られる可能性があります。そこでWi-Fiを利用する際には、もっとも新しく強固な暗号化規格であるWPA2-PSKを利用する必要があります。最近のWi-Fi機器ならWPA2-PSK を選ぶことができますので、かならずWPA2-PSK の暗号化を設定するようにしましょう。

 Wi-Fiによるセキュリティへの懸念はまだあります。オフィスや店舗の“おもてなし”としてゲスト(来訪者)専用Wi-Fiを用意している場合、お客さまが誤って社内ネットワークへと接続してしまうことです。いくらお客さまとはいえ、個人情報や社外秘のデータが閲覧できるようなネットワークに入ってしまうのは困りもの。そこで、ゲスト用の通信は社内ネットワークと切り離すような対策も必要となります。

トラブルも起こりやすいWi-Fiネットワーク

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大竹 利実

大竹 利実

20年以上のライター経験を持つITライター。某外資系大手IT企業で専属ライターの経験もあり。横丁、大衆酒場といった場所には目がない。

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