2017.4.28 (Fri)

他人には聞けないICTの“いま”(第27回)

システム管理者も“クラウドに置く”時代!?

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 クラウドということばが一般的になり、最近では「クラウドファンディング」や「クラウドソーシング」など、「クラウドコンピューティング」から離れた意味でも使われるようになってきました。ファンディングもソーシングも不特定多数の人がインターネットを介して、協力したり援助したりする意味合いです。さて、クラウドコンピューティングというとオンラインストレージやウェブメールなどを利用して、データを自分のパソコンなどの端末ではなく、インターネット上に保存することだと理解していることが大半です。間違いではないのですが、実際は、データを管理するだけにとどまらず、コンピュータでできることのほとんどすべてをクラウドでまかなうことができるのです。

データだけじゃない!クラウドのいま

 コンピュータのサービスの「クラウド」とはじめて結びついたのは、アメリカ・Google社のCEO、エリック・シュミットの発言だといわれています。いまから10年以上前の2006年8月のことでした。そのときは、インターネットを巨大な雲(クラウド)と例えたのです。いまでは、当たり前のようにデータをクラウド上に保存し利用していますね。

 特にスマートフォンでは、意識することなく様々なサービスでクラウドが利用されています。若者を中心に人気のスマートフォンのゲームデータもクラウド上で管理されているのです。もちろん、ビジネスでも活用され、データのやりとりやバックアップ、メールサービスなど多くの企業が使っています。

 こう考えるとクラウドとは、とてつもなく大きなデータセンターがどこかにあるというイメージ…、という人が多いでしょう。しかし、これは「クラウドコンピューティング」のほんの一面に過ぎません。その代表的なものが、ウイルスチェックのプログラム。ローカルのPCで常駐させるとパソコンの動作が緩慢になる、また、アップデートを怠るとウイルス感染のリスクが高まります。その点、クラウド上のウイルス対策であれば、パソコンの付加は最小限になることに加え、ウイルスの定義ファイルはいつも最新。しかも、クラウド上で更新されるので、ローカルのパソコンにダウンロードする際のタイムラグも防げるのです。

クラウドでシステム管理者が不要になる?

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