他人には聞けないICTの“いま”(第9回)

FAX複合機に注意!内部データが丸見えに!?(後編)

posted by 大竹 利実

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 FAX、コピー、プリンター、スキャナーなど複数の機能が1台に集約されたFAX複合機は、インターネットにつなげることで、より高い利便性を提供してくれます。一方で情報漏えいや不正利用を防ぐためには、FAX複合機自体の設定はもちろん、オフィスのインターネットに対するセキュリティも見直しておく必要があります。

(前編はこちら

FAX複合機のセキュリティ設定を見直そう

 まず確認しておきたいのは、FAX複合機自体のセキュリティです。ウェブブラウザ経由などから設定画面を開き、ネットワークを通じて利用できる各種機能に、きちんと独自のパスワードなどを設定しましょう。仮に設定されていても、初期設定時のパスワードのままでは効果が半減してしまいます。設定方法が分からない場合は付属のマニュアルなどを見直すか、メーカーのウェブサイトなどでマニュアルをダウンロードしましょう。最近は、後者のほうが詳細に記載されている場合も珍しくありませんので、今一度確認してください。

 インターネットを利用した各種機能も、見直したほうが良いでしょう。同時に使用しているFAX複合機にはどんな機能があるのか、あらためて見直すことも重要。その上で、今まで使ったことがない機能、明らかに使わない機能は、悪用される可能性を少しでも減らすためにも、無効化しておくことをおすすめします。

 使っている機能でも、代替がないか確認しておくのも良いでしょう。例えば、外出先からインターネット経由でオフィスのFAX複合機を中継し、FAXを送信できる機能を使っているとします。しかし今時はインターネットから直接FAX送信できるサービスがあります。このようなサービスを使ったほうが、実は通信コストを下げられる可能性もあるのです。

FAX複合機のインターネット接続環境も要チェック

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大竹 利実

大竹 利実

20年以上のライター経験を持つITライター。某外資系大手IT企業で専属ライターの経験もあり。横丁、大衆酒場といった場所には目がない。

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