他人には聞けないICTの“いま”(第6回)

旧Internet Explorerサポート終了、影響は?(前編)

posted by 大竹 利実

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 2016年1月13日、マイクロソフトのウェブブラウザ「Internet Explorer」(以下、IE)のサポートポリシーが変更されました。変更にともない、対象となる旧バージョンはサポートが終了してしまいます。普段の業務でInternet Explorerを使用している企業にとって、このマイクロソフトの発表はどのような影響があるのでしょうか?

2016年1月13日に旧バージョンのIEへのサポートが終了!

 Windowsのパソコンにはかならず、ウェブブラウザ「Internet Explorer」が標準搭載されています。無料で使えることから、普段使うウェブブラウザとして指定している企業も多いかもしれません。ただ、これまでのIEでは、マイクロソフトによるサポートの終了時期に注意を払う必要はほとんどありませんでした。というのも、Windows OS本体のサポート終了日まで、いずれのバージョンのIEもサポートが継続されることになっていたからです。

 しかしここにきて、サポートが終了していないWindows OS(Windows Vista以降)であっても、IEにおいては最新バージョン以外のサポートが終了となりました。ただこのサポートポリシーの変更は、いきなり発表されたわけではありません。2014年8月に「古いIEのサポートを2016年1月13日で打ち切る」と発表されてから、1年半の余裕があったのです。しかし当時はそれほど大きな話題となっていなかったため、今回の発表は世間に衝撃を与えました。

 このサポートポリシーを変更した背景には、開発者側の動作検証に費やされるコストや、製造元のサポートコストが挙げられます。また、古いウェブブラウザにサポートされていない技術を新しいIEに搭載するのが難しくなるため、技術革新を阻むといった問題も指摘されています。

旧バージョンを使い続けると重大な問題が発生する場合も

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大竹 利実

大竹 利実

20年以上のライター経験を持つITライター。某外資系大手IT企業で専属ライターの経験もあり。横丁、大衆酒場といった場所には目がない。

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