ICT活用事例(第10回)

退屈な待ち時間も、Wi-Fiで寛ぎの時間に変える

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 1972年にJA山形市の子会社として設立した株式会社ジャオは、ガソリンスタンドやコインランドリー、精米所や有料駐車場を経営するなど、地域に根づいた幅広いビジネスを展開する企業である。

 同社は2016年11月より、コインランドリーの利用者が、洗濯が終わるまでの待ち時間を退屈せずに過ごせるよう、NTT東日本のWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi」を導入している。このサービスを導入したことによって、どのような効果があったのだろうか? 現地を訪れ同社常務取締役の布施岩郎氏、事業部次長の深瀬敦史氏、同社上町セルフステーション現場責任者の長澤篤史氏に話を聞いてみた。

株式会社ジャオ
所在地 山形市上町3丁目6-47
代表者 大山 敏弘
http://www.jaojao.co.jp/

業種 ガソリン・灯油・LPガス・関連機器販売、コインランドリー・精米所・洗車場・駐車場運営
導入サービス:フレッツ光(24時間出張修理オプション)、ギガらくWi-Fi

【導入して便利なポイント】
・営業時間外は自動でWi-Fiがオフになるため、夜間の不正な利用を防止

店舗で快適に過ごすだけでなく、回転率向上にも

──店舗内Wi-Fiの導入にいたった経緯について聞かせてください

布施:店舗のリニューアルがきっかけでした。当社はガソリンスタンドだけではない複合的なサービスを提供するサービスステーションを市内2ヶ所(上町店・下条店)で運営しており、「JAコインランドリーあわっこ」という名称でコインランドリーを併設しています。2015年末、上町店のリニューアルを検討し始めたのが、ギガらくWi-Fiを導入することになった経緯です。

 リニューアルでは、従来の洗濯機と乾燥機に加えて、両者が一体化した洗濯乾燥機を導入することが決まりましたが、洗濯の平均待ち時間は、従来よりも長い1時間ほどとなることが見込まれました。そこで、お客さまには店舗内で快適に過ごしていただこうと、本が読めるブックコーナーを設置しました。これに合わせて、スマートフォンやタブレット端末などから利用できるWi-Fiサービスを提供することにしたのです。

深瀬:コインランドリーのお客さまに、若い世代が増えてきていることも、導入を決めた理由のひとつです。今はコンビニなどでもWi-Fiが使えるお店が多いですよね。若い世代のお客さまにも魅力を感じていただくためには、たとえコインランドリーだとしても、Wi-Fiサービスは必須だと判断しました。

長澤:洗濯中の待ち時間を外出せずに店内で過ごすことで、洗濯終了後にすぐに洗濯物を取り出していただけることになります。つまり、洗濯物が取り出されないまま放置されている時間がなくなるため、結果的に次のお客さまの待ち時間解消にもつながり、回転率の向上が期待できると思いました。

閉店後は無断使用されない設定に変更可能

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