オフィスソフト使いこなし(第27回)

イベントのアンケート結果をエクセルで分析する

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 自社商品について知ってもらうための施策として、様々なイベントや広告を打つという会社は多いでしょう。そこで得られるユーザーからの意見は、商品開発には欠かせない声となります。

 ただ、その意見を分析するのは簡単ではありません。そこで今回は、イベントのアンケートから、商品についてのイメージなどを分析する方法を紹介しましょう。

1) まずはイベントで配布するアンケートを作成する

 アンケートを作成する場合には、その目的と集計方法を念頭に置いて設問を考えましょう。集計をすることを考え、設問を番号による選択式にするなど、なるべく数値で入力できる項目を設定しておきます。フリーワードを設け、自由な書き込みもできるようにしておくと、細かい意見や感想を知ることができます。

2)アンケート結果を元に、年齢分布を知る

 アンケート結果が出たら、結果をエクセルに入力し、データの集計を行います。ここでも数値であることがメリットになります。関数を使う時、データが数値であれば、その分だけ演算にかかる時間が短縮でき、何百件というデータの処理もパソコンに負担をかけず、短時間で処理できます。

 まずは入力したデータを元に、年齢分布を確認してみましょう。イベントはある程度ターゲットを絞って開催すると思いますが、実際に来てくれる人が思惑通りとは限りません。

そこで、年齢の項目の隣に「年代」という項目を設け、数式を使って自動的に表示させましょう。

 式は、「=MIDB(D2,1,1)&0」となります。


 「MID」という関数もありますが、こちらは2バイト単位(全角1文字=2バイト)の抽出になってしまうため、ここでは1バイト単位で抽出できる「MIDB」関数を使います。MIDBの“B”はバイト(byte)という意味です。

 「=MIDB(D2,1,1)」は、「D2セルの数値のうち、1番左から1番目の文字を表示する」という数式です。しかし、それでは“2”、”3”といった1桁の数値でわかりにくいので、「&0」を付け加えて“20”、“30”と表示させます。こうすることで、イベント出席者の年齢の十の位を表示し、20代なのか、30代なのか、だいたいの年齢層がわかります。

 「&」を使えば、前の文字列や数式の計算結果に、&の後ろの要素を追加して表示できます。住所録の宛名に敬称をつけるときなどにも使えますので、覚えておくと便利です。今回は「=MIDB(D2,1,1)&0&”代”」として、「20代」「30代」と表示することもできます。

3)年齢と男女比率を表示する

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