2016.7.15 (Fri)

ビジネス英語講座(第26回)

取り引き先と交渉する

posted by Mayuko

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 ビジネスを成功させるには、有利な条件で交渉を進められるかどうかが鍵になります。今回は、金額や納期などを交渉する際の例文をいくつかご紹介しましょう。

金額や納期などの条件を提案する

 受注、もしくは発注する過程では、金額や期日の交渉が欠かせません。商品やサービスなどの購入契約を一定の期日までに取り付けたい場合は、このような言い回しが便利です。

“We have a great price on this product at the moment. If we can make a deal before the end of July you can get them at this price.”
(現在こちらの商品はお手頃価格になっております。7月末までにご契約頂ければ、この金額で承ります。)

 逆に相手から品物やサービスを購入する場合は、このような言い方ができます。

“Ten thousand dollars would be a good price for us.”
(当方では一万ドルが妥当な金額かと考えています。)

“If you can do it for a thousand dollars we’d be happy to take a hundred units.”
(もし千ドルで承諾して頂けるのでしたら、百ユニット購入させて頂きます。)

 配達期日を指定する場合は、以下のようにはっきりとこちらの意向を伝えましょう。

“We need it delivered by tomorrow afternoon.”
(明日の午後までに届けて下さい。)

“It must be delivered by the end of August, will that be possible?”
(8月末までには必要なのですが、可能でしょうか?)

“It must be delivered by 31st of August or the deal is off.”
(8月31日までに届かなければ、この契約は無効とさせて下さい。)

 金額や期日を提案する際には、遠回しな言い方はせず、最初からはっきりとこちらの条件を伝えましょう。ビジネスにおける交渉の場合は、あまり丁寧な言い回しをしなくても、失礼には当たりません。

相手が提示した条件に対する受け答え

 金額や期限に関する条件が提示されたら、こちら側の意志を伝える必要があります。相手の提案に同意する場合、または拒否する場合は、このような表現を用いることができます。

“We think that is about the right price.”
(それは妥当な金額ですね。)

“We wouldn’t like to pay more than fifty dollars per unit.”
(1ユニットにつき50ドル以上はお支払いできません。)

“We could pay ten thousand dollars but that is as high as we can go.”
(1万ドルが当方でお支払いできる限度額です。)

 また、相手の提案がのめないことを伝えつつ、こちらから代案を申し出る場合には、以下のような言い方があります。

“I’m sorry but it won’t be possible to do it for that price but I could offer you ninety dollars per unit.”
(その金額では難しいのですが、1ユニットにつき90ドルではいかがでしょうか。)

“I’m sorry but it won’t be possible to do it in that timeframe but we could try to have it done for you by 30th of September.”
(その期日では難しいと思いますが、9月30日まででしたらなんとかやらせて頂きます。)

“I’m sorry but we cannot accept that delivery time. If you could get it done by the end of this year we might be able to make it work.”
(残念ですがその納期には応じられません。ただし今年中に納品して下さるのならなんとかなるかとは思います。)

 その場で答えが出せないので持ち帰って検討するという場合は、以下のように言うと自然です。

“Thanks for the offer. I’m going to take this back to my team and I will get back to you as soon as possible with an answer.”
(ご提案ありがとうございます。社に持ち帰って検討し、できるだけ早く返答いたします。)

 交渉時、主語に「We」を使うと、会社の意見を代弁しているという印象を与え、「I」を使うと、個人的にある程度の権限が与えられているという印象を与えます。強気で進めたい場合にはあえて「I」を使うことも、交渉を有利に進めるためのテクニックの一つです。

期日前にメールで再度念押しをする場合のメールの書き方

 最後に、納期までに少し間が空く場合などに、途中で一度メールを入れて確認する場合の書き方の一例を挙げてみましょう。

“Hi [名前]. I just wanted to check in with you on the progress of our order. We are expecting it by July 22nd. Is everything still on track to hit this target?”
([名前]様。進捗状況について確認したくメールしました。7月22日には届く予定になっておりますが、すべて順調でしょうか?)

 名前の欄には、初対面の際に相手が自己紹介した名前を記入します。欧米人の場合、本名と普段使っている名前(ニックネーム)が異なることがよくあります。たとえばRobertがRobまたはBob、AnthonyがTony、MatthewがMattなどです。本名が何であるかに関わらず、本人が自己紹介の時に使った名前が正しい呼び方です。

 日本人の感覚では、どうしても名字で呼びたくなるところですが、相手が自分のことをMr○○、Miss○○と自己紹介しない限り、あえてそう呼ぶことは、わざと距離をおいているようで逆に失礼に当たりますので気を付けましょう。

 また、メール冒頭に書く挨拶は、すでに何度か電話やメールなどで交渉したことがある相手に対しては、ビジネスの場であっても「Hi」ではじめるのが一般的です。「Dear」は、まだ良く知らない人、名前だけは知っているけれど実際には取引をしたことがない人などの場合に使われます。

 ちなみに「Hello」は、電話や会話の場合はよく用いられますが、メールの冒頭では、全く知らない人に対するような、不特定多数に宛てたグループメールであるような印象を与えるので、適切ではありません。

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