2016.12.9 (Fri)

朝礼ネタ帳(第69回)

第一印象アップでチャンスをつかむ3つのポイント

posted by 秋田 舞美

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 第一印象は「パッと見3秒、話し方30秒、立ち振る舞い3分」とも言われ、一度良くないイメージが付いてしまうと、それを覆すにはかなりの努力が必要になります。これは心理学では「初頭効果」といって、物事の最初に受けた印象は心に残りやすいものなのです。初日の3分は、その後の数年にも相当する影響を与えることもあるのです。

 それでは、第一印象をアップするにはどうすればよいのでしょうか?

「パッと見3秒」は、身だしなみが肝心

 第一印象を良くする1つめのポイントは、何といっても身だしなみです。かつて「人は見た目が9割」というビジネス書が大ヒットしました。9割と言い切るのは大げさかもしれませんが、初めの印象で見た目が大きな割合を占めることは間違いありません。

 特に気をつけるべきなのが、「清潔感」と「TPO」の2点です。

 ここでいう清潔感とは、ヒゲのそり残しや口臭、襟・袖ぐりの汚れといった衛生面だけではありません。髪形や髭が不快感を与えないか、服は体に合ったサイズでしわが無いかというよう「爽やかさ」という意味も含まれます。あまり目に付きにくい靴にも、気を抜かない配慮が肝心です。

 そしてTPO。業種によって許容される服装は違いますが、初対面の場合は、上品さを心掛けることがおすすめです。男性は落ち着いた色のスーツに明るい色のシャツ。ネクタイもベーシックなものを選びます。女性もシンプルなデザインのスーツで、スカートであれば丈が短すぎないものが無難です。

人となりが分かる話し方は、「心地よさ」を意識して

 第一印象を良くする2つめのポイントは、「話し方」です。たとえば、デパートで気になる商品があっても、店員がうつむき加減でボソボソと話す人であれば、「本当に大丈夫なのか」「この店で買って大丈夫なのか」と、購入をためらってしまうこともあるでしょう。

 これは商談でも同じです。好感度の高い話し方とは一般的に、聞いていて「心地よい」と感じるもの。そのポイントは「分かりやすさ」と「明るさ」です。

たとえば相手に説明をする際の声のトーンは、心を落ち着かせ、分かりやすく明瞭に、ゆっくりめで話すこと。これを守ることで十分聞き取りやすい声になります。これは普段の話し方が早口だったり、声が小さかったりする人は、特に気を付ける必要があります。

そして、大切なのが明るさ。相手と適度に目を合わせ、笑顔を心がけることがポイントです。終始うつむいて目を合わせないようでは、せっかくの分かりやすく明るい声も、効果がかき消されてしまいます。

挨拶とマナーを心がけ、誠実さを印象づける

 最後の3つ目のポイントは「立ち振る舞い」。社会人としての礼儀や一般常識、つまりビジネスマナーを身につけているかが鍵になります。

 まず、先方に伺う際は3~5分前の到着が目安。遅れるのはもちろん厳禁ですが、早すぎても準備が整っておらず、迷惑になることがあります。

 そして、相手から挨拶をされる前に、自分から積極的に、明るくハッキリと気持ちの良い挨拶をすることが大切です。このとき、受付や案内をしてくれた方、部屋に入るときなど、訪問した相手以外への挨拶も忘れずに。

 挨拶後の名刺交換では、名刺は目下から目上に渡すものなので、相手より先に名刺を差し出します。名刺を渡した後は、名刺入れをお盆のように使い、名刺入れの上で相手の名刺を受取ります。このとき、相手の会社のロゴや名前の上に指がのらないように配慮することも重要です。

 すべて当たり前のことではありますが、基本的なマナーが身に付いていると誠実な人柄を印象づけることができます。別れ際にも「本日はありがとうございました」など挨拶をして締めくくりましょう。

 この3つのポイントはお客様と初めて会うときだけではなく、日頃から心がけ、実行することが大切です。日々、気にかけることで心に余裕が生まれ、自然な行動が取れるようになるため、第一印象がさらに良くなることでしょう。

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秋田 舞美

秋田 舞美

「秋田舞美のマーケ道」代表/マーケティング専門家/千葉商科大学大学院 客員講師/中小企業診断士。過剰な顧客目線を脱却し、企業の個性を尖らせる「コンセプト・マーケティング」を提唱。中小企業の努力を売上に、情熱を富に変えるコンサルティングを行っている。執筆や着物での講演実績多数。HP:http://akita-co.jp/

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