2016.12.7 (Wed)

朝礼ネタ帳(第67回)

仕事中にガムを噛むことで得られるメリット

posted by Biz Drive編集部

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 野球やサッカーなどの試合を見ていると、多くの外国人選手が試合中にガムを噛んでいる姿を目にします。

 礼儀や秩序を重んじる日本人にとっては、マナー違反のようにも思える姿ですが、彼らがわざわざ試合中にガムを噛んでいるのには、プロならではのある理由があるからです。

 人間の身体は、ガムを噛んでいる時と、噛んでいない時で一体何が変わるのか。そして、ガムを噛むことによってどんなメリットが得られるのか。その事実を知れば、ガムとの付き合い方が変わります。

教育現場でも認められているガムを噛むメリット

 ガムを噛むことによって得られるメリットは、大きく分けてふたつあります。ひとつ目は集中力アップ。ふたつ目は癒しやリラックス効果です。

 このメリットを知っているプロのスポーツ選手たちは、極度の緊張を強いられる試合において、自分のペースを保ち、最高のパフォーマンスを発揮するために、わざわざ試合中にガムを噛んでいたのです。

 また、ガムがもたらす集中力アップ効果に着目したドイツのとある小学校では、授業中にガムを噛むことを、教師らが推奨しているという話もあります。学校でガムを噛むなんて日本では考えられない話ですが、よりよい成果や学習効果を得るためのアイテムとして、ガムを積極的に取り入れている国は意外と多いのです。

ガムを噛むことは、脳の活発化にもつながる

 ガムを噛むことで、なぜこうしたメリットが得られるのでしょうか。その理由を知るには、まずは咀嚼の仕組みから解説します。

 そもそも、人間の口は食べ物が入ったとしても、自動的に上手く噛めるようにはできていません。噛む速度や強さを調節するには、噛むことで顎(えら部分の筋肉)と口(歯を支える膜状のクッション)の2か所を動かし、脳内の咀嚼中枢という部位に刺激を送らなければならないのです。

 見方を変えると、ガムを噛む動作はこの顎と口の2か所を一定のリズムで動かし続けるわけですから、絶えず脳に刺激を与え続けることになります。つまり、ガムを噛むと脳はたくさんの刺激を受けて血液循環が良くなり、その結果、脳の働きがよくなり、集中力がアップするのです。

 ちなみに、眠気は脳内の血液量が減少することによって起こります。ですから、ガムを噛んで脳に血液をたくさん送り込んでやれば、眠気解消の効果も得ることができるのです。

仕事でガムを噛むときはちょっとした配慮を

 さらに、ガムを噛むことで癒しを得ることができるというメリットもあります。人はガムを噛む時、一定のリズムで咀嚼をします。ポイントはこの「一定のリズム」という部分で、人間の身体は、ジョギングやダンスなど、一定のリズムで身体を動かすと、癒しホルモンとも呼ばれている神経伝達物質「セロトニン」の分泌が活性化される仕組みになっているのです。

 たとえば、難しいクライアントの対応に追われているときや、締め切りが迫っているときなど、気持ちにゆとりがない場面でガムを活用するのも効果的です。ガムであれば、他の作業の邪魔にもなりませんし、コーヒーのように準備の必要ありません。

 また、確実にリラックス効果を得たいのであれば、ある程度長めに噛み続けたいところです。しかし、職場のルールや雰囲気的に仕事をしながらガムを噛むのがはばかられるような場合には、休憩など離席時に1粒噛むといった方法でも、気分転換をはかることができます。

 最後に、仕事中や休憩中に関わらず、ビジネスシーンでガムを噛む際には、周囲への配慮が必要です。休憩中であっても、目上の方やお客様と一緒の際は、ガムは慎むべきでしょう。また、きちんと包み紙に包んでから捨てるのが最低限のマナーです。
こうしたルールさえきちんと守って活用すれば、ガムはひとつのビジネスアイテムとして強い味方になってくれるはずです。

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