2016.11.16 (Wed)

朝礼ネタ帳(第65回)

実は逆効果かも!?間違いだらけのストレス解消法

posted by 野中 圭介/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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 ストレスとどのように付き合っていくかは、現代人にとって重要な課題といえます。ストレスが溜まっているときは、自分なりのストレス解消法で発散しているのではないでしょうか。しかし、ストレス解消しているつもりが逆に新たなストレスを生み出している、ということもあるのです。正しい知識を身に付けて、ストレス解消を目指しましょう。

ストレス解消に最適な「睡眠」も、ひとつ間違えるとストレス増加要因に!?

 ストレスを感じた時の代表的な行動の一つに「眠る」という行動が挙げられます。何か嫌なことがあったときは「寝て起きれば大体忘れている」という人も多いのではないでしょうか。

 確かに睡眠は、ストレスを解消してくれます。睡眠は身体の疲れはもちろん、脳の疲れも癒してくれるので、気力や集中力の回復、心のバランスを取るために必要なものです。しかし、悩み事など何かしら問題を抱えたまま眠る行為は、かえってストレスを増加させてしまう可能性があります。なぜなら、眠りの質が落ちてしまうからです。無理に寝ようとしても、寝つきが悪くなったり、すぐ目が覚めてしまうため、眠れないこと自体がストレスになってしまいます。

 もう一つ、「寝すぎ」もあまりよい方法とは言えません。平日寝られなかったので、週末にたっぷり寝るというケースを耳にしますが、寝すぎてしまうと体内時計が狂ってしまいます。休日の午後に目を覚ましたら「頭が重くて、体もぐったり。何もやる気が起きない」という経験をもつ人も多いでしょう。こうならないために、休日であっても通常の睡眠時間よりプラス2時間ほどを目安にして起きるようにしてみてください。

 睡眠時間を溜めておく「寝だめ」は基本的にできないと言われていますが、寝られなかった分、後で睡眠時間を多くとることは有効であるといわれています。プラス2時間を守れば、適度な睡眠で気持ちよい一日を過ごすことができるでしょう。

ストレス解消の最大の敵は「罪悪感」

 睡眠のほかに、食事や買い物なども代表的なストレス解消法です。美味しいものを食べたり、気になったものを購入するのは、確かに至福のひとときですが、ここにも落とし穴があります。それは罪悪感。美味しいものを食べつつ、太ることや不健康になることを気にする。あるいは、衝動買いのあとで自分の計画性のなさや財布の中身を見て落ち込んでしまう。これでは、結果的にストレス増加となってしまいます。

 そうならないためにも、後悔しない程度のささやかな満足感で抑えておくのがおすすめです。しかし、どうしても我慢できない時は、太ることや金銭のことを一切気にしないと決めて、目の前の楽しみを味わいつくしましょう。ただし、依存してしまうと危険なので、食事や買い物によるストレス解消はなるべく習慣化させないように気を付けてください。

糖分はストレスを増加させてしまうことも

 もう一つ、食べることに関して気を付けたいのが甘いものです。

 確かに甘いものを口にすると幸福な気分になりますが、それはほんの一瞬のこと。過剰に摂取してしまうと、まずインスリンにより血糖値が下がります。人間の身体はそこからもう一度、血糖値を上げようとノルアドレナリンを分泌しますが、このノルアドレナリンは血糖値を上げるだけでなく緊張感も高めてしまいます。

 そのため、糖分の過剰摂取がストレス状態を呼び起こしてしまう原因になってしまうことがあるのです。

過剰に反応しないことがストレス解消のコツ

 こうしてみると、何かをやり過ぎてしまう「過剰反応」が、最もストレスになるということが分かります。

 今回挙げた例も一つの目安と考えて、普段より大幅に長く寝てしまったり、甘いものを食べ過ぎてしまったりしても、「たまにはそんなこともあるよな」と気にし過ぎずに過ごしていきましょう。

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野中 圭介/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

東京在住。ライター歴10年。

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