2016.7.19 (Tue)

朝礼ネタ帳(第48回)

イチローや羽生善治に学ぶ、スランプ脱出のコツ

posted by KEISUKE /studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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 誰でも経験のある「スランプ」。有名アスリートや、各分野の第一線で活躍する人たちもスランプに陥ることがあるそうです。有名人のスランプ脱出法を参考に、常にベストな状態を保てるようになりたいものです。

スランプに陥る原因

 スランプとは心理的なもので、自分の思い込みから生まれるものです。努力しているにもかかわらず、思うような結果が出ないためにスランプだと感じるのです。そして、自分はスランプなのだという思い込みが刷り込まれ、負の連鎖が続いてしまい、ますます良い結果から遠のいてしまいます。

 ですが裏を返せば、スランプを感じるのは一生懸命努力しているからこそ、と言えるでしょう。適当な気持ちで取り組んでいるものに対して、スランプを感じることはありません。本気で接しているからこそ、必要以上に思い悩み、常に気にしてしまうのです。

有名人のスランプ脱出法

 さまざまな分野の第一線で活躍する著名人も、例に漏れずスランプを感じ、苦悩しています。ですが、一線で踏ん張り続けている彼らは、スランプに負けることなくうまく克服しているのです。例えば、メジャーリーガーのイチロー選手は、スランプの対処法は? と質問されて次のように答えています。

 「スランプの対処法は、対処しないことです。辛くてもそのままやってください。」

 対処法を聞かれ、「対処しないことが対処である」と答えたイチロー選手。その徹底的なストイックさと、不思議なユーモアさが有名なイチロー選手ですが、何とも彼らしい答えなのかもしれません。この言葉の裏には、失敗したことを引きずると、次の場面で必要にプレッシャーを感じてしまうので、1回1回を新しいものとして受け入れるようにしている、といった意味があるのだそう。ストレスを気にかけず、常にフレッシュな気持ちを保つことが秘訣なのかもしれません。

 先日引退を表明した北島康介選手のコーチだった平井伯昌氏は、長期的なスランプの原因は、心理的な面が大きいと語っています。克服するには、己を知るために自問自答することが大切とのこと。他人との比較ではなく、自分に対する絶対評価で自分を見つめると、周りに流されないようになるそうです。北京五輪前に極度のスランプ状態だった北島選手も、自分の泳ぎをあらためて見直したことが、北京での金メダル獲得に繋がったと言います。

 将棋の羽生善治三冠は負けが続いたとき、単なる不調によるものか、実力を反映しての負けなのかを見極める必要があると言います。実力が足りず負けが続いているのなら、経験を積むしかなく勉強や練習が必要です。しかし、不調による負けの場合に必要なのは気分転換で、散歩や旅行、散髪などで感情のケアを心がけるとのこと。伸び悩んでいる原因をはっきりさせることが、スランプから脱出への近道となりそうです。

スランプを感じたらやってみたいこと

 スランプを感じたとき、可能であれば悩みの原因となっているものを一度手放してみると効果的です。スポーツや勉強で壁にぶつかったら、少し休んでみるとよいでしょう。仕事など手放すことが難しいものもありますが、その場合はできるだけ分量を減らすことをおすすめします。

 スランプを感じる問題しか見ていなければ、スランプに浸かりきってしまいますが、さまざまな物事に目を向けることで解決の糸口が見つかるかもしれません。また、できるだけ異なる分野のいろいろな人と関わることが大切です。世界が違う人の意見を聞くことで、見方がかわるでしょう。

 スランプだと感じると辛いものですが、努力をしているからこそ壁にぶつかるのだと割り切って、自分自身や生活習慣を見直すきっかけにするとよいかもしれませんね。

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ライター・ウェブディレクター。プロのダンサーから転身。就職サイト、社会人向け情報サイト、エンタメサイトのウェブディレクターの経験を経て、記者、フリーライターとして活動しつつ、某テレビ局のサイト立ち上げ、コンサルなど幅広く活動している。

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