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2016.4.13 (Wed)

朝礼ネタ帳(第36回)

意外と知らない!旬のビジネス用語10選

posted by 津村 朋子

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 新たなビジネス用語は、常に生まれ続けています。ちょっと覚えたと思えば、また新たなビジネス用語が生まれるので、習熟をあきらめて「なんとなく」で会話をしている人が多いのではないでしょうか? しかし、言葉の雰囲気でなんとなく理解できるビジネス用語もあれば、そうでないものもあるので、社会人としてはしっかりと理解しておくべきでしょう。ここでは、若手社員やベンチャー企業が好んで使用する、知りたいけどちょっと聞きづらい“旬のビジネス用語10選”を、用例を交えて解説していきます。

CEO、COO、CFO

 よく目にするものの、意外と理解していない人が見受けられるビジネス用語で、意味は以下のようになります。

CEO(Chief Executive Officer):最高経営責任者
COO(Chief Operating Officer):最高執行責任者
CFO(Chief Financial Officer):最高財務責任者

 最近のベンチャー企業のウェブサイトでは、会社概要の欄ではほとんどこの表記で経営層が紹介されています。少し乱暴ですが、CEOはトップ経営者、COOがナンバー2、CFOが財務関係のトップと理解しておくといいでしょう。

≪用例≫
「当社のCEOとして、全社員の見本であるべきだ」

アサイン

 「任命」や「割り当てる」という意味がある英語の「Assign」をカタカナ読みしたものです。ビジネス用語としては任命という意味合いで使用される事が多く、ベンチャー企業でよく耳にする用語です。

≪用例≫
「君をこのプロジェクトにアサインしようと思うのだが、どうかね?」

コンプライアンス

 「遵守」や「従う」という意味をもつ英語の「Compliance」が語源であり、ビジネス用語しては「法令遵守」となります。近年、内部犯行による情報漏えいなどの不祥事が相次いだことで、急速に広まった用語です。

 「コンプライアンスを遵守する」という言い方もされ「遵守が被っていないか?」と思いますが、「コンプライアンスする」という表現に違和感があるため生まれた用例なので、間違いではありません。

≪用例≫
「彼がした行為は、完全なるコンプライアンス違反だ」

セグメンテーション

 マーケティング分野において頻繁に使用されるビジネス用語で、「各市場の中で共通のニーズや購買行動を持つ集団を分類する」こと。わかりやすく言えば「お客さまをグループ分けする」ことです。

≪用例≫
「お客さまをセグメンテーションすることで、効率的にマーケティングが展開できる」

ASAP(エーエスエーピー)

 「可能な限り早く」という意味がある「As soon as possible」の頭文字を取ったビジネス用語で、主にメールでのやり取りで使用されます。しかし、ネイティブからすると少し上から言われているようなニュアンスになるので、利用する際は注意しましょう。

≪用例≫
「今期の決算データASAP(エーエスエーピー)で提示してくれ」

IoT(アイオーティー)

 「Internet of Things」の略であり、パソコンなどの通信機器だけでなく、あらゆるモノをインターネットと繋げることで利便性を高めて経済効果を狙う施策です。スペインのバルセロナは現在IoT先進都市と言われており、街には「スマートパーキングメーター」と呼ばれるインターネットに接続されたモニターが設置され、街中の空き駐車場がいつでも確認できます。

 ちなみに「ロット」や「エルオーティー」と読み間違える方がいますが、恥ずかしいので注意しましょう。

≪用例≫
「IoTをコンセプトに新商品開発に取り組もうではないか」

ステークホルダー

 「利害関係」の意味があるこのビジネス用語は、BtoB企業であれば取引先、BtoC企業であれば消費者、政府の場合は有権者など、利用するシーンによって流動的です。

 ちなみに企業にとってのステークホルダーには社員も含まれます。

≪用例≫
「君、ステークホルダーの決算状況をまとめてくれ」

ブレインストーミング

 肯定的にアイディアを出し合うことで互いを刺激し、より良いビジネスアイディアを生み出すために行われる会議のことです。「ブレスト」とも呼ばれ、否定しない空気のもとで行われるので各自がプレッシャーなく発言できるのが特長です。

≪用例≫
「ブレインストーミングして自社が抱える課題を解決するアイディアを出し合いたいと思う」

スタートアップ

 一般的には「ベンチャー」の新しい呼び方として使用されていますが、実は明確な違いがあります。設立して間もない小~中規模の企業を指すベンチャーに対し、スタートアップは「これまでにないビジネスモデルを開拓し、短期間での急成長かつイグジット(株式上場や売却)による収益を目的とする集団」です。

 つまり、複数の団体が出資して立ち上げた企業でも「新たなビジネスモデルで急成長を遂げる集団」であれば、スタートアップということになります。ただ、やはり「ベンチャー=スタートアップ」として使用されることが多いのも実情です。

≪用例≫
「最近のスタートアップはアイディアが面白いな、君はどう思うかね?」

ブラッシュアップ

 「磨きあげる」という意味のある「Brush-up」が語源です。ビジネス用語としては主に既存のアイディアや企画の練り直しなどで使用されます。英語圏では名詞の「Brush-up」と動詞の「Brush up」が区別されていますが、日本では特に区別されていません。

≪用例≫
「この企画書、構成は良いんだがもう少し読みやすくブラッシュアップできないか?」

頻繁に使用するのは注意

 ここまで“旬のビジネス用語10選”を紹介しましたが、最後に注意点を一つ。ビジネス用語の利用に抵抗を抱く人がいるので、疎まれたり「何を言っているのか分からない」という事態になることもあります。

 「昨年アサインされたCOOはコンプライアンスを重視し、積極的なブレストでステークホルダーとの良好な関係を維持するためのアイディアを出しているな」

 上記は今回紹介したビジネス用語を5つ使った用例ですが、これを口頭で言われたら「???」となる人も多いのでは。ビジネス用語はコミュニケーションを図る上で重要なものですが、使い過ぎは厳禁です。主要なビジネス用語はしっかりと理解しつつ、適度な使用を心掛けていきましょう。

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津村 朋子

津村 朋子

フリーライターとして3年目。主にビジネス分野の執筆に注力し、ポルトガル語の翻訳業もこなす。趣味はインパーダ作り。

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