2016.4.5 (Tue)

朝礼ネタ帳(第35回)

教え上手になるコツを学んで、頼りがいのある上司に

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 人生経験が増えれば、人に教える機会も増えます。しかし、「上手な教え方」について教わる機会があまりないため、教え方に悩む人が多いようです。教え方が上手な人は、相手の立場で見ることができるのだとか。教え上手な人の特徴をつかんで、上手に教えるコツをマスターしましょう。

教え下手な人の特徴

 部下が失敗や間違いを犯したとき、解決策や理由を伝えずにダメというだけの上司。自分でやったほうが早いからといって、部下に何も教えない上司。このような上司は教え下手といえるでしょう。教えるのが下手な人は、相手の立場に立つことができず、自分本位で物事を考えます。ほかにも教え下手な人の特徴はいくつかあります。

・高圧的、威圧的
・声が小さい
・説明が早口で雑
・説明していることのポイントがわからない
・教わる側の気持ちを無視
・専門用語を多用
・一方的に話をする

 これらの特徴に当てはまる人は、部下に教えた内容が伝わっていない可能性が高いようです。教え方を見直して、部下を育てられる上司になりましょう。

教え上手な人の特徴

 一方、教え上手な人は相手に合わせて、その人に最適なサポートの仕方を考えるものです。教えるとは、学びを手助けする立場だと自覚し、一方的に話すのではなく、実践や質問タイムなどを挟み、教わる側が自分で考えたり、体で覚える工夫を行っています。教え上手な人の特徴をまとめてみました。

・物腰が柔らかい
・説明がていねい
・話のポイントが明確
・教わる側の気持ちを理解
・わからない部分を把握したうえで最適な方法を考え、教えてくれる
・教わる側の話をよく聞く

 教え上手な人は、相手と同じ目線から物事を考えようとする姿勢を持っています。教え下手な人が自分本位なのに対し、教え上手な人は相手本位です。

上手な教え方とは

 実は、教え上手になることは、それほど難しくありません。教える側の意識を変えるだけで、教え上手になることができるのです。意識すべき大切なポイントは2つ。

 1つめは「自分と相手は違う」と理解すること。「これぐらいわかるだろう」「知っているはず」「できるだろう」といった思い込みは捨てましょう。教える側が、自分と同じレベルで相手を見ることは厳禁です。

 2つめは、「100人いたら100通りの教え方がある」ということ。教える相手はどんな人なのか、どのようなことを考えているのか、現状の知識や技術、相手に伝わりやすい方法、どのようにすれば学習の手助けができるか…など、相手についてさまざまなことを考え、最適な教え方で進めます。その後、教えていくなかで相手の反応や習熟度などを考慮し、もっと伝わる方法へ微調整します。

 教える側が常に相手本位で考えることが、上手な教え方には不可欠です。

相手に伝わっているか確認しましょう

 教えた内容が相手にきちんと伝わらなくては、教え上手とはいえません。相手の知識や技術を測るよい方法が3つあります。

(1)言葉にしてもらう
「はい」「いいえ」で答えられないような具体的な質問を投げかけてみましょう。たとえば、以下のような質問です。
・~について知っていることを教えてください
・~のやり方を説明してください

(2)文字にしてもらう
教えた内容に関して、レポートを書かせたり、あるテーマについて知っていることやできることを書き出してもらうとよいでしょう。

(3)行動してもらう
実際に行動してもらい、その様子を観察することで、相手の現状を知ることができます。

 頭ではわかっているつもりでも、いざ文字や言葉にしようとすると、あいまいな理解だと気づくことがあります。きちんと説明できるまで理解してもらってこそ、教え上手だといえるでしょう。

 また、相手の現状レベルを測る際には自分なりの物差しを持っておくとよさそうです。ブレない基準を持つことも教える側の大切な心構えです。

 部下を育てるのは、上司の大切な役目。教え上手になって、優秀な人材をたくさん育てましょう。

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ライター・ウェブディレクター。プロのダンサーから転身。就職サイト、社会人向け情報サイト、エンタメサイトのウェブディレクターの経験を経て、記者、フリーライターとして活動しつつ、某テレビ局のサイト立ち上げ、コンサルなど幅広く活動している。

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