2016.2.1 (Mon)

朝礼ネタ帳(第5回)

「知識」を「知恵」に変えて生かそう

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「知識」と「知恵」、普段何気なく使っている言葉ですが、皆さんはその違いを説明できますか?
「知識」とは事柄について知っていること、「知恵」とは物事を理解し適切に処理する能力のことを言います。今回は、その違いを踏まえながら、「知識」を「知恵」に変えて仕事に生かす方法について考えてみましょう。

「知識」は大切、でもそれだけでは……

ビジネスにおいて、専門知識は不可欠です。その「知識」は、書物やテキストから得られます。職場におけるマニュアルもそのひとつです。いろいろな講座を受けることによっても「知識」は吸収できます。また、人との情報交換や、あるいはネットで検索して、そこから取得できる情報も「知識」と言えるでしょう。
知識をインプットして蓄えることは大切です。でも、それはデータベースにしか過ぎないのではないでしょうか。「知識」をいくら豊富に持っていても、それだけで役に立つとは決していいきれず、大事なのはそれをいかに生かすかということです。

「知識」を「知恵」に変えるには

それでは、「知識」を生かすにはどうすれば良いでしょうか。 「百聞は一見に如かず」という言葉があります。百回聞いてもそれは「知識」に過ぎません。一度でも自分の目で見て体験することが大切だということではないでしょうか。知っていることと、実際に経験したこととでは大きな違いがあります。
例えば、料理本をいくら眺めていても、実際に作ってみなければ料理の腕は上達しません。最初は料理本のレシピを見ながら料理を作っていたとしても、試行錯誤をしながら工夫を加えているうちに、自分なりのレシピを見つけることができるようになるかもしれません。
つまり、「知識」はあなたの経験を通して初めて「知恵」に変わり、自分の能力として身に付けることができるのです。

「知恵」とは応用力、実践力

実務経験により業務上必要な能力や技術を身に付けるトレーニング方法をOJT(On the Job Training)と言います。
多くの企業でOJTが導入されているのも、それが「知識」を「知恵」に変えるためのひとつの手段だからです。仕事の場面では、マニュアルどおりにいかないこともあるでしょう。現場では応用力や実践力が求められます。それらのスキルを高めるためには「知識」だけでなく「知恵」を身に付けることが必要なのです。
「知恵」とは、経験を通し「知識」を応用して自分自身で考え、新たなアイデアや価値を付け加えて実践に役立てる能力なのではないでしょうか。「知識」がデータベースだとすれば、「知恵」はアプリケーションと言ってもいいかもしれません。

また、経験を重ねていくと、必要な「知識」をいつ、どこから、どのように収集すれば良いかもわかってきます。情報化社会と言われて久しい現代、溢れる情報に溺れることなく、「知識」を「知恵」に変えて生活や仕事に生かしていきましょう。

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